内容紹介
前衛歌人で稀代の批評家、そして剛腕アンソロジストでもある塚本邦雄が、斎藤茂吉の秀歌に対して「弟子、一門の徒」とは別角度から真摯に迫り、批評・鑑賞を施した歴史的名著。茂吉の歌を照射し、その秘密に肉薄しつつ、短歌を含めた日本詩歌のあるべき姿を追究する、茂吉ファン、塚本ファン、短歌ファンのみならず、日本文学に関心のあるすべての人へ。言語芸術の粋がここにある。
製品情報
製品名 | 茂吉秀歌『赤光』百首 |
---|---|
著者名 | 著:塚本 邦雄 |
発売日 | 2019年11月08日 |
価格 | 定価 : 本体1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-517874-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は、『茂吉秀歌『赤光』百首』(1993年6月、講談社学術文庫刊)を底本として使用しましたが、今回の収録にあたり、初出である文藝春秋刊(1977年4月)と同様、正字正仮名遣いにあらためました。 |