内容紹介
おすすめの本
-
電子あり
室町社会の騒擾と秩序 [増補版]
-
電子あり
世紀の愚行 太平洋戦争・日米開戦前夜 日本外交失敗の本質 リットン報告書からハル・ノートへ
-
電子あり
「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
-
電子あり
徳川家康合戦録 戦下手か戦巧者か
-
電子あり
昭和陸軍全史 2 日中戦争
-
電子のみ
札差事略(下)
-
電子のみ
幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって
-
電子あり
江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む
-
電子のみ
合本 ビゴーが見た日本人/明治ニッポン/明治職業事情
-
電子あり
徳川海上権力論
-
電子のみ
近世法制史料叢書3:武家厳制録・庁政談
-
電子あり
神武天皇の歴史学
目次
- 序 章 近代日本と日蓮主義
- 第一章 田中智学と日蓮主義の誕生
- 1 明治政府の宗教政策と日蓮教団の動向
- 2 在家にして祖師に還る
- 3 『宗門之維新』
- 第二章 本多日生の積極的統一主義
- 1 若き改革派
- 2 近代的教義の追求と雑乱勧請停止
- 3 四箇格言問題から統一団へ
- 第三章 高山樗牛の日蓮論
- 1 個人と宗教
- 2 国家を超越する真理
- 3 煩悶青年の受け皿
- 第四章 仏教的政教一致のプログラム
- 1 法国冥合
- 2 八紘一宇
- 3 日露戦争と宗教
- 第五章「修養」としての日蓮主義
- 1 日露戦後の社会危機
- 2 大逆事件の衝撃、国体の擁護
- 3 明治の終焉と日蓮主義
- 第六章「日蓮主義の黄金時代」と日本国体学
- 1 多様な展開
- 2 統一団と国柱会
- 3 国体の宣揚、国民の教化
- 第七章 石原莞爾と宮沢賢治、そして妹尾義郎
- 1 国体と予言と
- 2 更に国土を明るき世界とし……
- 3 仏陀を背負いて街頭へ
- 第八章 立正大師諡号宣下と関東大震災
- 1 大正十一年十月十三日
- 2 上行のアドヴェンティズム
- 3 震災後の思想状況
- 第九章 観念性への批判、実践の重視
- 1 第一世代の栄光と黄昏
- 2 マルクスか、日蓮か
- 3 満洲事変
- 第十章 テロルの宗教的回路
- 1 赤色仏教
- 2 井上日召という男
- 3 血盟団から五・一五事件へ
- 第十一章 攻撃される日蓮主義者たち
- 1 天皇機関説をめぐって
- 2 二・二六事件と「南無妙法蓮華経」
- 3 曼荼羅国神勧請不敬事件
- 第十二章 理想はどこに
- 1 新興仏教青年同盟への弾圧
- 2 日中戦争
- 3 東亜連盟論
- 第十三章 アジアへ、そして世界へ
- 1 五五百歳二重説
- 2 軍服を脱いだ石原莞爾
- 3 国体を説く者が国体に反してゆく逆説
- 終 章 焼け跡に仏国土を!
製品情報
製品名 | 日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈 |
---|---|
著者名 | 著:大谷 栄一 |
発売日 | 2019年08月22日 |
価格 | 定価:4,070円(本体3,700円) |
ISBN | 978-4-06-516768-7 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 674ページ |
関連シリーズ
-
インドの宗教とキリスト教
-
宗教史学者が世界六大宗教から選ぶ「信仰のことば」
-
創造論者vs.無神論者 宗教と科学の百年戦争
-
帝国と宗教
-
逆襲する宗教 パンデミックと原理主義
-
性(セックス)と宗教
-
山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史
-
日本人と山の宗教
-
宗教改革三大文書
-
グノーシスの神話
-
密教経典 大日経・理趣経・大日経疏・理趣釈
-
ゾロアスター教 三五〇〇年の歴史
-
輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語
-
古代オリエントの宗教
-
はじめての宗教 キリストと釈迦
-
なぜ人間には宗教が必要なのか
-
なぜ宗教は平和を妨げるのか
-
日本の戦争と宗教
-
ギリシア正教 東方の智
-
道教の世界
-
異端カタリ派の歴史
-
マニ教
-
ヒンドゥー教の〈人間学〉
-
シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派
-
ゾロアスター教
-
グノーシス
-
ヒンドゥー教
-
こころを学ぶ ダライ・ラマ法王 仏教者と科学者の対話
-
幸せになれる宗教画
-
聖地にはこんなに秘密がある
-
優しい人になろう
-
坐禅をすれば善き人となる 永平寺 宮崎奕保禅師 百八歳の生涯
-
宗教を知る 人間を知る
-
父母恩重経
-
宗教哲学入門
-
石の宗教
-
修験道
-
世界宗教事典
-
道教の神々
-
日本の民俗宗教
-
スペイン巡礼史
-
宗教改革の真実
-
一神教の誕生-ユダヤ教からキリスト教へ