内容紹介
楚の出身である范蠡(はんれい)は十二歳の時、家族と住居を盗賊の襲撃により失った。奇跡的に難を逃れた彼は、父の親族がいる越の会稽へ移り住み、賢者・計然のもとで学ぶ。ここで親友の種(しょう・後の大夫種)と出会い、優秀な二人は二十代半ばにして太子・句践(くせん)の側近に抜擢される。やがて、越に呉が攻め入ると、范蠡は策略をめぐらし越を救う存在となるのだった。謎多き忠臣を活写する、中国大河歴史ロマン第7弾!
製品情報
製品名 | 呉越春秋 湖底の城 七 |
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著者名 | 著:宮城谷 昌光 |
発売日 | 2018年09月14日 |
価格 | 定価 : 本体630円(税別) |
ISBN | 978-4-06-512976-0 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 「小説現代」2015年9月号~2016年8月号。2016年9月に小社より単行本として刊行されました。 |