内容紹介
度重なる奇襲作戦により見事呉との戦いに勝利した越。戦に勝利した范蠡は戦場から王宮へ戻り復命を行った。そして宝楽家より白斐を妻として迎えることが決まるのだが、かつての婚約者・西施が後宮に妾として入ったと聞き動揺してしまう。
越に負けた呉では、謎の人物の密告により更なる越軍の動きを想定し、次なる戦に向けての体制を伍子胥は整え始める。
越の范蠡もまた、王・句践の作戦を知り呉にどのように立ち向かっていくべきか思いを馳せる。
知略にとんだ伍子胥と句践。それぞれ、国を守るための作戦とは、そして戦いの行方は――。
製品情報
製品名 | 呉越春秋 湖底の城 第八巻 |
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著者名 | 著:宮城谷 昌光 |
発売日 | 2017年09月20日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220763-8 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 266ページ |
初出 | 「小説現代」2016年9月号~2017年8月号 |