内容紹介
「帝都の表玄関」でありながら絶体絶命の孤島と化した硫黄島。その地下壕に栗林中将以下、二万三千の兵は敵襲を待つ。全滅する以外にない残酷きわまる運命は隆盛日本の象徴・戦艦大和にも降りかかる。降伏か徹底抗戦か、小磯内閣も鈴木内閣も終戦の糸口をつかめないまま、沖縄は最終特攻戦へと突入していた。
目次
- 関連地図
- 硫黄島の玉砕戦(一)
- 硫黄島の玉砕戦(二)
- 硫黄島の玉砕戦(三)
- 硫黄島の玉砕戦(四)
- 硫黄島の玉砕戦(五)
- 沖縄の決戦前夜(一)
- 沖縄の決戦前夜(二)
- 沖縄の決戦前夜(三)
- 沖縄戦・神雷出撃!
- 米軍慶良間に上陸す!
- 沖縄県民はかく戦えり
- 沖縄に立つ往生戦の火柱!
- 戦艦「大和」出撃の真相(一)
- 戦艦「大和」出撃の真相(二)
- 最終特攻戦となった沖縄(一)
- 最終特攻戦となった沖縄(二)
- 最終特攻戦となった沖縄(三)
- 惨烈! 沖縄戦の終末(一)
- 惨烈! 沖縄戦の終末(二)
- 惨烈! 沖縄戦の終末(三)
- 太平洋戦争関係年表(5)
製品情報
製品名 | 新装版 小説太平洋戦争 (5) |
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著者名 | 著:山岡 荘八 |
発売日 | 2015年07月15日 |
価格 | 定価 : 本体1,000円(税別) |
ISBN | 978-4-06-293159-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 656ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は、山岡荘八歴史文庫『小説太平洋戦争』(全9巻)を6分冊にした第5巻です。 |