内容紹介
シリーズ『現代思想の冒険者たち』(全31巻)の月報に連載された好評4コマに、大幅に増補して刊行、ベストセラーとなった傑作が、ついに文庫化。マルクス、ニーチェから、フーコー、デリダ、エーコ、ハンナ・アレントまで、34人の思想家を笑い飛ばす! 思想のエッセンスを直観的に汲み取り、笑いに変えてしまう「いしいワールド」のエネルギーに、哲学者たちも毀誉褒貶。これは現代思想の「脱構築」か?哲学に対する冒涜か?
1996年から約3年にわたって、講談社から刊行されたシリーズ『現代思想の冒険者たち』(全31巻)の「月報」に連載された好評4コマに、大幅に増補して刊行、ベストセラーとなった傑作が、ついに文庫化。
マルクス、ニーチェから、フーコー、デリダ、エーコ、ハンナ・アレントまで、34人の現代の思想家を笑い飛ばす!
思想のエッセンスを直観的に汲み取り、笑いに変えてしまう「いしいワールド」のエネルギーに、哲学者たちも毀誉褒貶。これは現代思想の「脱構築」か?それとも哲学に対する冒涜か? 連載時から話題沸騰、そして、手塚治虫文化賞も受賞!
各思想家のプロフィールと思想の要所をまじめにおさえた、専門家による注も完備。文庫版のおまけ「学術文庫の遭難者たち」も載録!
[原本:『現代思想の遭難者たち 増補版』 2006年、講談社刊]
目次
- 1 超えゆく思想家たち
- ハイデガー、フッサール、ウィトゲンシュタイン、など8人
- 2 疾駆する思想家たち
- レヴィ=ストロース、アルチュセール、バルト、など8人
- 3 彷徨いゆく思想家たち
- バタイユ、ジンメル、ベンヤミン、など9人
- 4 一人ゆく思想家たち
- ホワイトヘッド、バフチン、バシュラール、など9人
- 5 現代思想の二重遭難者たち
- マルクス、フロイト、ニーチェ、フーコーなど、14人
- 文庫版のおまけ―学術文庫の遭難者たち
製品情報
製品名 | 現代思想の遭難者たち |
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著者名 | 著:いしい ひさいち |
発売日 | 2016年05月11日 |
価格 | 定価 : 本体900円(税別) |
ISBN | 978-4-06-292364-4 |
通巻番号 | 2364 |
判型 | A6 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 本書の原本は、『現代思想の冒険者たち』全31巻(1996年5月~1999年3月、小社刊)の月報に連載された作品に大幅に加筆し、2002年に単行本として刊行されました。学術文庫化にあたっては、2006年刊行の「増補版」を底本としました。 |