内容紹介
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目次
- 序 章 「政局を読む力」を養うために
- 衆院解散の内幕/参考にしたのは「死んだふり解散」/総選挙の本質とは/財務省の凄まじい「ご説明」攻勢/公明党の都合
- 第1章 安倍官邸の「構造」と「正体」
- 1 最高意思決定機関としての「正副官房長官会議」
- 報じられない非公式会議/隠し廊下を通って集結/政権運営の奥義/「朝会」で世論の動向を注視/安倍官邸「最大の特徴」/小泉と安倍との違い ほか
- 2 一次政権の蹉跌から編み出した「官僚支配の手法」
- 一次政権「失敗の本質」/「チーム安倍」の解体/安倍官邸のキーパーソン/霞が関を震撼させた人事 ほか
- 3 問題閣僚への処遇の変化と読売・産経重視の姿勢
- 相次ぐ辞任で弱体化した一次政権/今も引きずる後悔の念/本当は相次いでいた問題発言/「ダブル辞任」を演出/突出する読売と産経のインタビュー回数 ほか
- 第2章 一次政権とは何が「違う」のか
- 1 ゴルフの回数が「激増」した理由
- 「野田さんも二度目をやれますよ」/『文藝春秋』編集者からの手紙/「政治家として終わった」と見られていた日々 ほか
- 2 ひた隠しにしていた「再登板への渇望」
- 雪の日の戸別訪問/再起に導いたテレビ出演/意外な一面/再起への執念 ほか
- 3 「美しい国」路線を引っ込めた背景
- 「戦後レジームからの脱却」を封印/財務省・日銀への不信感/憲法改正に取り組む時期/集団的自衛権容認までの経緯/「族を以て族を制す」 ほか
- 4 安倍はなぜ靖国参拝を強行したのか
- 靖国神社参拝は失敗/「強硬保守」への配慮/大切にしたい天皇陛下のお言葉/安倍は「愛国的現実主義者」
- 第3章 安倍官邸の実力と問われる真価
- 1 安倍を支える政権の参謀・菅義偉
- 地方から這い上がった苦労人/何が「すぐれている」のか/カンが外れたことも/稀代の仕事師/失言が少ない理由
- 2 実現させた政策とその舞台裏
- 東京五輪招致の内幕/プーチンと密談/官邸vs.宮内庁/官邸に屈した財務省/関係者が小躍りした「新三原則」の閣議決定/「平和国家」はどこへ ほか
- 3 今後の不安要素と「ポスト安倍」
- 二〇一八年まで続く/ポスト安倍は石破が軸/宿願は教育改革/「一内閣一官房長官」で
製品情報
製品名 | 安倍官邸の正体 |
---|---|
著者名 | 著:田崎 史郎 |
発売日 | 2014年12月17日 |
価格 | 定価:880円(本体800円) |
ISBN | 978-4-06-288294-1 |
通巻番号 | 2294 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 260ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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