内容紹介
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目次
- プロローグ───満州事変から日中戦争へ──永田鉄山・石原莞爾・武藤章
- 第一章 陸軍中央における派閥対立とその政策
- 1 陸軍省・参謀本部合同首脳会議と永田・小畑の対立
- 2 対中国戦略をめぐる対抗
- 3 日ソ不可侵条約と北満鉄道買収問題
- 第二章 派閥抗争の激化と永田軍務局長の暗殺
- 1 隊付青年将校の国家改造運動と陸軍中央
- 2 陸軍パンフレット『国防の本義と其強化の提唱』の発行
- 3 真崎教育総監の罷免と永田の遭難
- 第三章 二・二六事件と大陸政策の旋回(1)──永田の対中国戦略
- 1 華北分離工作
- 2 二・二六事件と皇道派・宇垣派の追放
- 第四章 二・二六事件と大陸政策の旋回(2)──石原の対中国戦略
- 1 参謀本部戦争指導課の新設と極東ソ連軍の増強
- 2 対ソ問題と石原戦争指導課長の国防戦略
- 3 華北分離工作の中止と対中国政策の転換
- 第五章 蘆溝橋事件と日中戦争の開始
- 1 蘆溝橋事件と拡大・不拡大の対立
- 2 華北総攻撃と戦線の拡大
- 3 華北から上海へ
- 第六章 日中戦争の展開
- 1 戦争の全面化と石原作戦部長の失脚
- 2 日中戦争をめぐる石原と武藤
- 3 上海から南京へ
- 第七章 日中戦争の行き詰まりと東亜新秩序
- 1 トラウトマン和平工作の失敗と戦線の膠着
- 2 東亜新秩序声明とその国際的反響
- 3 第二次世界大戦の開始と武藤章軍務局長の就任
- エピローグ───武藤章と「大東亜生存圏」構想──太平洋戦争への道
- 参考文献
- あとがき
製品情報
製品名 | 昭和陸軍全史 2 日中戦争 |
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著者名 | 著:川田 稔 |
発売日 | 2014年11月19日 |
価格 | 定価:1,100円(本体1,000円) |
ISBN | 978-4-06-288289-7 |
通巻番号 | 2289 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |