認知症と長寿社会 笑顔のままで

講談社現代新書
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認知症と長寿社会 笑顔のままで
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内容紹介

本書は、信濃毎日新聞連載のルポルタージュ「笑顔のままで 認知症―長寿社会」(2010年1月3日~6月29日)を書籍化したものです。長野県内を中心に、認知症の本人や介護する家族、介護施設の受け入れ、医療と研究の現場、高齢者を包み込む地域の取り組みなどの現状を77回にわたって報道し、連載中から大反響を呼びました。
新聞協会賞(編集部門)はじめ、JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞、ファイザー医学記事賞大賞、日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞特別賞を受賞、「実名報道に徹した取材手法と平易な文章で紹介した連載は、認知症に対する価値観を転換させ、読者に共感と勇気を与えた」(新聞協会賞選評)と高く評価されました。


<著者からのメッセージ(本書「プロローグ」より)>
私たちも、この病気をどこまで理解しているのだろうか。認知症であっても、喜びも悲しみも、安心も不安も、つながりも孤独も感じているという。
直前の記憶が分からなくなっていく不安は、迷子のような心細さかもしれない。いら立ちは、不自由を強いられ、自尊心が傷つき、怒りのやり場がないためかもしれない。周囲との摩擦を避けようと、感情を心の底に沈めているのかもしれない。それなのに、私たちは冷たい視線を向けてはいないだろうか。
国の推計だと、患者数は200万人を超え、30年後には385万人に達すると予測されている。それは日本人の3人に1人が高齢者で、その9人に1人が認知症という時代だ。
患者や家族をどう支えていくか。いま真剣に考えなければ、この長寿大国で、命の尊厳を失わずに最期まで生きることはかなわなくなる。

目次

  • 第1部 無数の点滅――介護する家族たち
  • 第2部 居場所探して――家で、施設で
  • 第3部 ベッドは重く――精神科の病棟から
  • 第4部 白衣の苦闘――研究と臨床の現場から
  • 第5部 包み込むまちへ――高齢化する地域
  • 第6部 挑戦の現場から――「認知症と向き合う社会」への道
  • 第7部 「老い」から逃げない――笑顔のままで

製品情報

製品名 認知症と長寿社会 笑顔のままで
著者名 著:信濃毎日新聞取材班
発売日 2010年11月18日
価格 定価 : 本体760円(税別)
ISBN 978-4-06-288079-4
通巻番号 2079
判型 新書
ページ数 272ページ
シリーズ 講談社現代新書
初出 「笑顔のままで 認知症-長寿社会」の題で2010年1月3日~6月29日まで、信濃毎日新聞の社会面で77回にわたって連載したルポルタージュをまとめたもの。

著者紹介

著:信濃毎日新聞取材班(シナノマイニチシンブンシュザイハン)

(しなのまいにちしんぶん)
1873(明治6)年創刊で、長野県を中心に朝刊、夕刊を発行する。発行部数48万部余。桐生悠々、風見章など著名なジャーナリストを多数輩出している。好評の新聞連載を本にしたものとしては、『生と死の十字路』(紀伊國屋書店、1998年)、『介護のあした』紀伊國屋書店、1999年)、『子守歌をうたいたい』(河出書房新社、2004年)、『大切な人をどう看取るのか』(岩波書店、2010年)などがある。

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