内容紹介
「これでは事故が起きないほうが不思議だ」……放射能を浴びながらテイケン(定期点検)に従事する下請け労働者たちの間では、このような会話がよく交わされていた――。美浜、福島第一、敦賀の3つの原子力発電所で、みずから下請けとなって働いた貴重な記録=『原発ジプシー』に加筆修正し、27年ぶりに復刊した名著。
◎「原発事故は人災です」<瀬戸内寂聴>
製品情報
製品名 | 原発労働記 |
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著者名 | 著:堀江 邦夫 |
発売日 | 2011年05月13日 |
価格 | 定価:713円(本体648円) |
ISBN | 978-4-06-277000-2 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1979年に現代書館より、1984年に小社より「原発ジプシー」(文庫)として刊行された。27年ぶりに復刊するにあたり、著者に加筆修正をお願いし、「跋にかえて」を新に書き下ろした。 |
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