元末群像異史 紅嵐記(上)

講談社文庫
ゲンマツグンゾウイシコウランキジョウ
  • 電子あり
元末群像異史 紅嵐記(上)
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内容紹介

フビライ・ハーンの近衛兵を祖父にもつバヤン家のサカルは、騎馬にも狩りにも興味がない。料理人を志して出奔した彼は、荒くれ者だが人を惹きつける青年、張士誠(ちょうしせい)と出会う。その時代、皇帝を凌ぐ権力者バヤンは漢人を徹底的に弾圧し、危うい空気が世を覆っていた……。動乱期の元末を舞台に描く長編歴史小説。


元朝末期、動乱の時代が幕を開ける
誇り高き蒼狼の裔(えい)サカルは旅立つ料理人を夢見て――
中国歴史長編小説

フビライ・ハーンの近衛兵を祖父にもつバヤン家のサカルは、騎馬にも狩りにも興味がない。料理人を志して出奔した彼は、荒くれ者だが人を惹きつける青年、張士誠(ちょうしせい)と出会う。その時代、皇帝を凌ぐ権力者バヤンは漢人を徹底的に弾圧し、危うい空気が世を覆っていた……。動乱期の元末を舞台に描く長編歴史小説。

蒼狼の裔/夏の都/急変/酔蟹/叛乱前夜
自ら調理したものをひと口食べた瞬間、サカルは感動のあまり涙した。(中略)この世には、もっともっと美味しいものがある。ならば、この世の食を、極めたい。美味しいものを、極め尽くしたい。我が手でそういうものを作り出したい。ほんの数日前までは絵空事の幻にすぎなかった夢が、にわかに具体性をもってサカルの前に現れた。――<本文より>

※本書は文庫化にあたり上中下巻の3分冊に再構成した上巻です

目次

  • 蒼狼の裔
  • 夏の都
  • 急変
  • 酔蟹
  • 叛乱前夜
  • 紅嵐記(中) 目次
  • 海上の王
  • カンバリク
  • 芍薬
  • 白蓮教
  • 怒濤
  • 紅嵐記(下) 目次
  • 蝶恋花
  • 獅子蠢動
  • 宿命のとき
  • 草原へ
  •  あとがき
  •  文庫版のために

製品情報

製品名 元末群像異史 紅嵐記(上)
著者名 著:藤 水名子
発売日 2010年06月15日
価格 定価:660円(本体600円)
ISBN 978-4-06-276686-9
判型 A6
ページ数 352ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 文庫化にあたり上中下巻の3分冊に再構成した上巻。『公明新聞』2004年3月29日~2005年8月17日連載、単行本(上下巻)2007年4月、小社刊

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