内容紹介
舅は人気戯作者、曲亭馬琴。家風の違いすぎる婚家、癇性な夫。苦労の絶えない結婚生活を明るく強く乗り切っていく女性の一代記ーー人気戯作者・瀧澤馬琴の一人息子に嫁入りした、てつ。結婚早々、みちと改名させられ、病弱な夫と癇性持ちの姑、そして何事にも厳格な舅・馬琴に苦労させられながらも、持ち前の明るさと芯の強さで、次第に瀧澤家になくてはならない存在になっていく。のちに「八犬伝」の代筆を務めるまでになる、馬琴の嫁の奮闘記。
製品情報
製品名 | 馬琴の嫁 |
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著者名 | 著:群 ようこ |
発売日 | 2009年11月13日 |
価格 | 定価 : 本体552円(税別) |
ISBN | 978-4-06-276516-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 296ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2006年11月、小社より単行本として刊行された。 |