九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史

講談社+α新書
キュウダイショウグンハオンナダッタヘイセイニナッテクツガエサレタエドノレキシ
  • 電子あり
九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • はじめに──まったく新しい江戸時代の実像
  • 第一章 誰も書かない女将軍・家重
  •  徳川家重が頂戴したあだ名
  •  幕府の公式記録に残るのは
  •  医学史家の家重診断は
  •  埋葬時の姿勢が語るもの
  •  くすぶり続ける「女性説」
  •  次々と変わる調査報告
  •  骨の太さによる鑑定
  •  手足の長さを検証する
  •  骨盤は嘘をつかない
  •  科学のメスが入らなかった理由
  • 第二章 虚像と密約だらけの徳川家康
  •  徳川家康のもう一つの墓
  •  大坂の陣で交わされた密約
  •  疑惑だらけの「秀忠遅参」
  •  消えた細川家砲術家の行方
  •  家康が数学を好んだ理由
  •  豊臣の二倍飛んだ大筒
  •  家康の伊賀と甲賀のコネクション
  •  家康が構築した驚異の情報網
  •  「死に装束」で江戸入りの理由
  •  家康の書簡を運んだ人々
  • 第三章 世を揺るがした大事件の真相
  •  戦国時代から引きずる大名の冷戦
  •  忠臣蔵の引き金も「不通」か
  •  吉良が浅野に言ったこと
  •  屈辱に満ちた浅野の切腹
  •  大石内蔵助の真意
  •  手のひらを返した幕府
  •  一揆を前に狼狽する諸藩
  •  異常気象と鎖国で飢饉が拡大
  •  大塩平八郎激怒の真相
  •  大塩の乱と老中の自刃
  •  江戸でもあった在宅介護の悲劇
  • 第四章 大名たちの七転八倒
  •  幕府開幕で大名、武士の右往左往
  •  改易された浪人たちの転職活動
  •  アホらしくなり失踪した大名
  •  元キリシタン大名の七転八倒
  •  天下普請で江戸に流れ込んだ人々
  •  悪名高い政策の本当の狙い
  •  雑然と歩いていた大名行列
  •  格式に見る大名のこだわり
  •  個性あふれる行列の様子
  •  参勤交代をさぼった藩主
  • 第五章 混乱と動乱──幕末の真相
  •  尊皇攘夷に隠された真意
  •  誰が赤報隊をニセ官軍にしたのか
  •  日本ブームと黒船出没
  •  黒船来襲で庶民の運命は
  •  「外圧」に変えられた黒船
  •  「天狗党」が見せた幕末の武士道
  •  幕末動乱に見る武士精神の変化
  •  幕末に「武士志願」が増えた理由
  •  戊辰戦争で失われた武士の精神
  • 主要参考文献

製品情報

製品名 九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史
著者名 著:古川 愛哲
発売日 2008年08月23日
価格 定価:880円(本体800円)
ISBN 978-4-06-272519-4
判型 新書
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社+α新書

オンライン書店で見る