内容紹介
目次
第一章 これが本当の江戸庶民の生活
時代劇とは違う江戸の町景色
江戸の町は右側通行、左側通行?
悪臭漂う江戸の町、臭いの元は?
町に張り巡らされた意外な監視網
家計を支える「つゆ稼ぎ」とは?
江戸のびっくりDNA鑑定法
男たちが浮世絵好きだった理由
他
第二章 ビジネスに行政──これが本当の江戸社会
武家と町人が接触できない社会
一握りだった正式な町人
役所と交番を兼ねる大家さん
江戸にもいた派遣社員
大名行列にも日雇いを起用
商人の馬鹿息子は跡を継げない
江戸の商家で息子が跡取りだと
他
第三章 嘘かまことか──これが江戸の現実
江戸の華、火事に隠された真実
「生類憐みの令」は悪法か?
「生類憐みの令」の意外な効果
座布団に老中がドカリと座る嘘
みんな同じ形の葵の紋の嘘
葵の御紋が持つ本当の威力
大名行列、斬捨御免も金で解決
斬捨御免で復讐された馬鹿殿
日本刀の切れ味はいかほど?
日本刀での理想の斬り方
時代劇の切腹は不作法?
他
第四章 時代劇の英雄たちの現実
武家地だらけの江戸の裏住宅事情
今とはちがい、不正役人は即処分
困窮を極めた鬼平の生活
博打と借金で堕落する旗本たち
江戸町奉行所、捕物帳の現実
同心はでっち上げで点数稼ぎ
将軍様の大いなる退屈な日々
年間維持費六百億円の大奥
引退した御殿女中を忍者が監視
他
第五章 江戸の歳時記の現実
将軍様の雑煮はなぜまずい?
初詣でなど至難だった江戸っ子
正月二日は「姫始め」
正月三日は凧揚げ
「七草がゆ」で正月を締める
一月は「節分」、三月は「節供」
四月は「年度始め」に参勤交代
六月は参勤交代に「天下祭」
他
第六章 関東平野に残る江戸の現実
誰が関東平野を開拓したのか?
追放されたキリシタンはどこへ
新時代到来で地方と中央に格差
関東に名博徒が多い理由
善と悪、表裏一体の博徒たち
領民の逃げ出しは最大のタブー
他
製品情報
製品名 | 江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた サムライと庶民365日の真実 |
---|---|
著者名 | 著:古川 愛哲 |
発売日 | 2008年01月24日 |
価格 | 定価:880円(本体800円) |
ISBN | 978-4-06-272479-1 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | 講談社+α新書 |
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