鉄道ファンに一大ムーブメントを巻き起こした『【図説】日本の鉄道』シリーズ。大好評につき、今シリーズでは第2弾として、全12巻で日本の大動脈である中央線を中心に、全駅配線図と支線・私鉄駅の全データを取り扱います。
【7巻についての主な内容】
特集:1誌上特別公開! 立山砂防軌道
(世界でも唯一の連続18段スイッチバック、現存する列車では他に例がない610mmのナローゲージ〔狭い幅の線路〕。詳細な配線図を誌上では初公開。)
2北陸新幹線 糸魚川―魚津間
鉄道名所クローズアップ:絶景 黒部峡谷鉄道
綴じ込みワイド配線図:北陸線(富山―生地)
●コラム
1災害でつけかえられた大糸線の鉄橋
2なぜ南小谷で電化区間は止まってしまったのか?
3不二越上滝線となぜ言うのか 他
<配線図とは> みなさんは、ふだん乗っている電車が、いったいどの線路を走って運行しているのかご存知でしょうか。線路配線図、いわゆる「配線図」とは、列車がどんな動きをするかをすべて決定する、いわば・鉄道のシナリオ・です。たとえば、各駅停車がどの駅で快速や急行に追い抜かれるのか、初発(一般でいう始発)電車がどの車庫から出ているのか、貨物列車がどの線を走っているのかなどが、配線図なら一目瞭然です。このほか、われわれが日常目にする路線図には描かれていない線路の正体もわかります。たとえば、本線から分岐した線路が車両の検査や折り返しに使われている様子や、地下鉄の異なる路線同士が実はある場所でつながっている(名古屋市営地下鉄でいえば、鶴舞線と桜通線が丸の内駅でつながっている)ことなどです。読めば読むほど明らかになる鉄道の世界に、思わず引き込まれてしまう。配線図にはそんな魅力があります。
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