鉄道ファンに一大ムーブメントを巻き起こした『【図説】日本の鉄道』シリーズ。大好評につき、今シリーズでは第2弾として、全12巻で日本の大動脈である中央線を中心に、全駅配線図と支線・私鉄駅の全データを取り扱います。
【6巻についての主な内容】
特集:1北陸新幹線 長野―大阪間の全貌
2最後の軽便鉄道 尾小屋鉄道動態保存
鉄道名所クローズアップ:
北陸鉄道保存車両「しらさぎ」を訪ねて
綴じ込みワイド配線図:北陸線(加賀温泉―西高岡)
●コラム
1北陸線の廃止された線路
2氷見線、城端線、七尾線がJRから外れる日
3線路の上を走る自転車!? ほか
<配線図とは> みなさんは、ふだん乗っている電車が、いったいどの線路を走って運行しているのかご存知でしょうか。線路配線図、いわゆる「配線図」とは、列車がどんな動きをするかをすべて決定する、いわば・鉄道のシナリオ・です。たとえば、各駅停車がどの駅で快速や急行に追い抜かれるのか、初発(一般でいう始発)電車がどの車庫から出ているのか、貨物列車がどの線を走っているのかなどが、配線図なら一目瞭然です。このほか、われわれが日常目にする路線図には描かれていない線路の正体もわかります。たとえば、本線から分岐した線路が車両の検査や折り返しに使われている様子や、地下鉄の異なる路線同士が実はある場所でつながっている(名古屋市営地下鉄でいえば、鶴舞線と桜通線が丸の内駅でつながっている)ことなどです。読めば読むほど明らかになる鉄道の世界に、思わず引き込まれてしまう。配線図にはそんな魅力があります。
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