「保存版 発掘・発見! 鉄道・配線のミステリー 東海道ライン編」既刊・関連作品一覧

保存版 発掘・発見! 鉄道・配線のミステリー 東海道ライン編

貴重写真・図版満載でおくる豪華オールカラー29テーマ!

身近な駅や線路に隠された驚きの謎を解明!大きく迂回する線路の理由、駅に残る謎の構造物の正体は!? カリスマ鉄道アナリストが写真満載でおくるオールカラービジュアル本。鉄道の真実が次々明らかに!

第1章「駅と線路のミステリー」
第2章「知られざる鉄道史」
第3章「絶景・名所クローズアップ」

<配線図とは> みなさんは、ふだん乗っている電車が、いったいどの線路を走って運行しているのかご存知でしょうか。線路配線図、いわゆる「配線図」とは、列車がどんな動きをするかをすべて決定する、いわば・鉄道のシナリオ・です。たとえば、各駅停車がどの駅で快速や急行に追い抜かれるのか、初発(一般でいう始発)電車がどの車庫から出ているのか、貨物列車がどの線を走っているのかなどが、配線図なら一目瞭然です。このほか、われわれが日常目にする路線図には描かれていない線路の正体もわかります。たとえば、本線から分岐した線路が車両の検査や折り返しに使われている様子や、地下鉄の異なる路線同士が実はある場所でつながっている(名古屋市営地下鉄でいえば、鶴舞線と桜通線が丸の内駅でつながっている)ことなどです。読めば読むほど明らかになる鉄道の世界に、思わず引き込まれてしまう。配線図にはそんな魅力があります。