<在日>という生き方

講談社選書メチエ
ザイニチトイウイキカタ
著:朴 一
  • 電子あり
<在日>という生き方
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内容紹介

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目次

序章 在日が変える日本社会
第一部 〈在日〉を考える
第一章 同化と異化の狭間で 在日の現在
1 同化という言説
2 データが語る若者たちの素顔
3 若者たちの新しい生き方
第二章 差異と平等のジレンマ
1 民団と朝鮮総連が誕生したとき
2 日立裁判から公民権運動へ
3 指紋押捺拒否運動のうねり
4 参政権を求めて タブーに挑戦した人びと
第三章 帰属への抵抗 在日として生きる意味
1 「第三の道」論争
2 「事実としての在日」と「方法としての在日」
3 参政権をめぐる論争
4 帰属への抵抗
第二部 〈在日〉を生きる
第四章 二つの祖国──力道山の伝説
1 海峡を越えた民
2 書きかえられた出自
3 メディアが造りあげた「日本人の英雄」
4 母国の英雄
第五章 祖国の壁 本国投資に命を懸けた三人の男たち
1 徐甲虎の悲劇
2 辛格浩の二つの顔
3 李熙健の挑戦
第六章 日本人になりたい 新井将敬の生きざま
1 新井の死
2 帰化への道のり
3 エリートコースの階段
4 出自との闘い
第七章 日本というシステムと闘う 孫正義の挑戦
1 「日本人でも韓国人でもない」
2 民族名で生きる

終章 在日コリアンはどこに向かうのか 民族教育の未来

参考文献一覧
あとがき
索引

製品情報

製品名 <在日>という生き方
著者名 著:朴 一
発売日 1999年11月10日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-258171-4
通巻番号 171
判型 四六
ページ数 262ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:朴 一(パク イル)

1956年生まれ。在日韓国人三世。同志社大学卒業、同大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。大阪市立大学大学院経済研究科教授。専攻は、朝鮮半島の政治と経済。主な著書に、『韓国NIES化の苦悩』、共著に『日本で「外国人」として暮らすこと』などがある。

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