ロンドン=炎が生んだ世界都市 大火・ペスト・反カソリック

講談社選書メチエ
ロンドンホノオガウンダセカイトシタイカペストハンカソリック
ロンドン=炎が生んだ世界都市 大火・ペスト・反カソリック
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

プロローグ 近代のパイオニアとしてのイギリス
第一章 ロンドン炎上
1 大火前夜
2 ロンドン大火と明暦大火
第二章 シティ再建 商都か帝都か
1 イーヴリンの見たロンドン
2 エネルギー革命がもたらした煙害
3 壮大なる帝都構想
4 商都復興
5 都市計画裏切り伝説を読む
6 世界システムのなかの森林論
第三章 ペストの終焉 「隔離」対「かがり火」
1 大ペストの脅威
2 市民たちのかがり火
3 ペスト撲滅の伝説を読む
4 内なるアジアの発見
第四章 反カソリシズムの炎
1 放火伝説を読む
2 十字架塔が破壊された日
3 かがり火の祭典
4 プロテスタントが見たイエスズ会
エピローグ 終末論と科学革命の時代

補論 ペストとネズミ

あとがき
索引

製品情報

製品名 ロンドン=炎が生んだ世界都市 大火・ペスト・反カソリック
著者名 著:見市 雅俊
発売日 1999年06月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258160-8
通巻番号 160
判型 四六
ページ数 270ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:見市 雅俊(ミイチ マサトシ)

1946年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒業後、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。京都大学人文科学研究所等を経て、中央大学文学部教授。専攻はイギリス近代史。
著書に、『コレラの世界史』(晶文社、1994年)、共著に、『路地裏の大英帝国』(平凡社、1982年)、『青い恐怖・白い街』(平凡社、1990年)がある。