ビザンツ 幻影の世界帝国

講談社選書メチエ
ビザンツゲンエイノセカイテイコク
ビザンツ 幻影の世界帝国
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内容紹介

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目次

プロローグ 大ローマ帝国の幻影
第一章 血族と混血児の宮廷
1 コムネノス朝の成立 コムネノス・ドゥーカス家門同盟の政権
2 爵位制度の改革
3 閉鎖的支配集団の形成
4 近親間の暗闘
第二章 微笑と歓待による「戦争」
1 マヌエル帝の造営事業
2 高貴な来訪者の歓待
第三章 コンスタンティノープルという名の「快楽」
1 世界の首都、異邦人の楽園
2 祝祭空間の政治性
3 広場の風景、庶民の暮らし
第四章 多民族軍団の世界制覇事業
1 異邦人に守られた帝国
2 宝玉の軍団
3  王者の戦い
第五章 白日夢の終焉
1 ヴェネツィア人との軋轢
2 ミュリオケファロン 虚構の帝国の崩壊
3 打算的なコスモポリタンの孤独

エピローグ 皇帝の死


あとがき
参考文献
人名索引

製品情報

製品名 ビザンツ 幻影の世界帝国
著者名 著:根津 由喜夫
発売日 1999年04月09日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-258154-7
通巻番号 154
判型 四六
ページ数 294ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:根津 由喜夫(ネヅ ユキオ)

1961年、群馬県生まれ。金沢大学法文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。富山大学人文学部助教授を経て、金沢大学文学部助教授。専攻はビザンツ帝国史。
著書に、『ギリシア文化の遺産』(共著、南窓社)がある。