頼朝の精神史

講談社選書メチエ
ヨリトモノセイシンシ
頼朝の精神史
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内容紹介

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目次

はじめに 頼朝の死
第一章 平治の敗戦と配流
1 捕縛
2 池禅尼の助命
3 頼盛一党との関係
4 報恩
第二章 旗挙げ
1 以仁王の呼びかけ
2 挙兵
3 源三位頼政の謀略
4 相少納言宗綱
第三章 神話復活の時代
1 石橋山
2 地方豪族の神話
3 三種の神器
第四章 政権掌握への途
1 流人という経験
2 一門への態度
3 兄弟たち
4 公平の原則
5 情報管理
第五章 梶原景時と頼朝の雑色
1 陰湿なイメージ
2 武者の狡智
3 景時の事跡
4 走狗としての雑色
第六章 頼朝の死と景時
1 族滅の悲劇
2 景時の出自
3 正史の蔭に
第七章 鎮魂の宮――鶴岡八幡宮
1 篤い信仰心
2 ”若宮”の謎
3 大庭・梶原一族の影
4 御霊信仰と鶴岡

あとがき

参照・参考文献
索引

製品情報

製品名 頼朝の精神史
著者名 著:山本 幸司
発売日 1998年11月10日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258143-1
通巻番号 143
判型 四六
ページ数 254ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:山本 幸司(ヤマモト コウジ)

1946年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院経済史専攻修士課程修了。平凡社編集部勤務を経て、中央大学大学院国史学専攻博士課程単位取得。神奈川大学短期大学部・同大学院歴史民俗資料学研究科教授。専門は日本中世法制史・思想史。著書に『穢と大祓』(平凡社選書)、『天武の時代』(朝日選書)がある。