内容紹介
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目次
- プロローグ 清潔な国ニッポン
- 第一章 江戸時代の健康維持システム
- 1 近代医学以前
- 2 養生書の時代
- 3 常在薬というシステム
- 4 神仏の力
- 第二章 「清潔」の発見
- 1 都市という不潔
- 2 風呂好き日本人
- 3 西欧の巨大清潔装置
- 第三章 コレラ侵襲の衝撃
- 1 「衛生の母」としてのコレラ
- 2 細菌学革命
- 3 コレラ騒動
- 第四章 衛生国家への道
- 1 環境大国日本
- 2 明治衛生システムをつくった人々
- 3 長与専斎 衛生行政の先駆者
- 4 後藤新平 衛生システムの構築者
- 5 国家衛生の成立
- 第五章 衛生博覧会という装置
- 1 博覧会の世紀の中で
- 2 流行語としての「衛生」
- 3 恐怖と好奇のメディア
- 第六章 「衛生」の変貌 健康美へ、強健へ
- 1 明治・大正の養生書
- 2 健康美人の賞揚
- 3 国家のための強健な身体
- 第七章 「清潔空間」の完成
- 1 衛生ランド
- 2 ネオ養生の世界
- 3 漠とした不安
- エピローグ あとがきにかえて
- 索引
製品情報
製品名 | <清潔>の近代 「衛生唱歌」から「抗菌グッズ」ヘ |
---|---|
著者名 | 著:小野 芳朗 |
発売日 | 1997年03月10日 |
価格 | 定価:1,602円(本体1,456円) |
ISBN | 978-4-06-258098-4 |
通巻番号 | 98 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 270ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |
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