裕次郎

ユウジロウ
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裕次郎
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 兄弟が贈った日本版ヌーベルバーグ――『狂った果実』
  • 第二章 夜霧にむせぶ哀愁の叙情詩――『俺は待ってるぜ』
  • 第三章 すれ違う母と子の物語――『嵐を呼ぶ男』
  • 第四章 やってはならないこと――『赤い波止場』
  • 第五章 死によって打ち砕かれるもの――『世界を賭ける恋』
  • 第六章 「性の自由」なる風潮へのアンチテーゼ――『憎いあンちくしょう』
  • 第七章 必死に耐えながらも傷ついてゆく男の宿命――『太陽への脱出』
  • 第八章 恐ろしいほどの時代の感受性――『赤いハンカチ』
  • 第九章 ミステリアスな叙情詩の最高傑作――『帰らざる波止場』
  • 第一〇章 揺れ動く現実世界に巻き込まれた男と女の悲哀――『夜霧よ今夜も有難う』
  • エピローグ

製品情報

製品名 裕次郎
著者名 著:本村 凌二
発売日 2017年07月04日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-220739-3
判型 四六
ページ数 242ページ

著者紹介

著:本村 凌二(モトムラ リョウジ)

早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。近著に、『ローマ帝国人物列伝』、『愛欲のローマ史』、『競馬の世界史』、『教養としての「世界史」の読み方』、『英語で読む高校世界史』(翻訳監修)などがある。

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