17人の作家がとらえた、文学の現在
2003年刊行の文芸誌発表作品の中から、精選された17篇の小説を収録。
何を書くのか。何が描かれるのか。地域、都市、新人から名手まで、17人の目がとらえた、現在という時代の文学。
・吉田知子「人蕈」
・金城真悠「千年蒼茫」
・黒井千次「丸の内」
・増田みず子「ナガレボシ」
・町田康「逆水戸」
・若合春侑「微熱語り」
・辻原登「ザーサイの甕」
・車谷長吉「古墳の話」
・佐江衆一「長きこの夜」
・佐藤洋二郎「入学式」
・村田喜代子「からだ」
・林京子「ぶーらんこ ぶうらんこ」
・湯本香樹実「アンタロマの爺さん」
・大道珠貴「いも・たこ・なんきん」
・飯尾憲士「機縁」
・川上弘美「大きい犬」
・絲山秋子「袋小路の男」
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