深い河

文芸(単行本)
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深い河
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内容紹介

第35回毎日芸術賞受賞。それぞれが愛を求めてそれぞれが人生の意味を求めて母なる河にたたずむ刻(とき)。『沈黙』をしのぐ7年ぶりの純文学書下ろし長編小説。
1人ぽっちになった今、磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった2人 母親と妻しかいなかったことを認めざるをえなかった。「お前」と彼はふたたび河に呼びかけた。「どこ行った」河は彼の叫びを受けとめたまま黙々と流れていく。だがその銀色の沈黙には、ある力があった。河は今日まであまたの人間の死を包みながら、それを次の世に運んだように 川原の岩に腰かけた男の人生の声も運んでいった。――本文より

製品情報

製品名 深い河
著者名 著:遠藤 周作
発売日 1993年06月04日
価格 定価:2,090円(本体1,900円)
ISBN 978-4-06-206342-5
判型 四六変型
ページ数 348ページ

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