冷たく美しい傑作 芥川賞作家の小川洋子による初めての本格的な書下ろし長篇小説の誕生!有機物であることの人間の哀しみを澄明なまなざしで見つめ、現代の完璧な消滅・気化への希みを、美しく危険なシチュエイションの展開の中で描く注目の傑作長篇!