在日2世作家として、少年期のサハリン越境の原体験をもとに、南北朝鮮の政治体制や日本のナショナリズム、さらにパレスチナ問題に対し、そのつど問題提起と行動をおこしてきた著者の、思想・文化・人間観が開示されている。21世紀を生きる「在日」の新しい可能性を追求した表題作ほか、単行本未収録の「韓国国籍取得の記」を含め、30余年の文学的営為を示す講演・エッセイを精選した。
PATRIOT プーチンを追い詰めた男 最後の手記
アレクセイ・ナワリヌイ,斎藤 栄一郎,星 薫子
氷海からの生還
長尾 三郎,安彦 勝博
吉田茂=マッカーサー往復書簡集 [1945-1951]
袖井 林二郎
ファーウェイと米中5G戦争
近藤 大介
イスラム超過激派
宮田 律
一外交官の見た明治維新
アーネスト・メイスン・サトウ,鈴木 悠
地上生活者 第6部 最後の試み
李 恢成
大使が語るジョージア 観光・歴史・文化・グルメ
ティムラズ・レジャバ,ダヴィド・ゴギナシュヴィリ,トマトスープ
昭和天皇の「極秘指令」
平野 貞夫
激論! ナショナリズムと外交 ハト派はどこへ行ったか
薬師寺 克行
「正しい戦争」は本当にあるのか
藤原 帰一
地政学と冷戦で読み解く戦後世界史
玉置 悟
在日マネー戦争
僕たちのヒーローはみんな在日だった
「在日コリアン」ってなんでんねん?
在日 ふたつの「祖国」への思い
金正日の後継者は「在日」の息子
新宿幇
東京チャイニーズ
<在日>という生き方
魂の相克 在日スポーツ英雄列伝
在日ヲロシヤ人の悲劇
在日
異邦人教師
在日米軍 軍事占領40年目の戦慄
新編「在日」の思想
「在日」としてのコリアン