内容紹介
「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」広く愛誦される牧水の歌は、明治末年、与謝野晶子等「明星」派の歌人とは異質の歌風によって世に迎えられた。旅・自然・漂白の歌人と評された彼の代表的短歌120首と紀行文「山旅の記」、父母のことや自らの生い立ちを綴った「おもいでの記」のほか「石川啄木の記」などを収録。
製品情報
製品名 | 若山牧水随筆集 |
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著者名 | 著:若山 牧水 |
発売日 | 2000年01月07日 |
価格 | 定価 : 本体1,050円(税別) |
ISBN | 978-4-06-197695-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 336ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は、1992年12月~1993年12月増進会出版社刊「若山牧水全集」第3巻、6巻~9巻、12巻、13巻、補巻を底本とした。 |