伊勢神宮や桂離宮などに日本美の極致を見たタウトは、建築家としての鋭い直観と透徹した哲学的瞑想とにより、神道や絵画、彫刻や工芸、建築など、日本の芸術と文化を更に深く見つめた。彼の透徹した眼識力と歴史認識は、日本人が忘却している日本の伝統的精神の復活をうながさずにはおかず、日本人と日本文化に寄せる真情は、読む人の心にせまる。名著『ニッポン』と並ぶ必読のタウトの日本文化論。
死産される日本人・日本語
日本探検
英文収録 日本の覚醒
日本の職人
日本その日その日
百代の過客 日記にみる日本人
自死の日本史
「日本人論」再考
山本七平の思想 日本教と天皇制の70年
げんきな日本論
下り坂をそろそろと下る
〈つながり〉の精神史
グラフで見ると全部わかる日本国の深層
日本とは何か
風雅の虎の巻
「縮み」志向の日本人
菊と刀
果てしなく美しい日本
ニッポン ヨーロッパ人の眼で見た
神々の国の首都
明治日本の面影
日本の心
日本人の人生観
日本文化史研究
比較文化論の試み