OpenCVによる画像処理入門 改訂第2版

内容紹介
3言語(C言語、C++、Python)対応で、「画像処理の基本」が身につくと、大好評のテキストの改訂版!
・OpenCV3.2に対応し、さらにパワーアップ!
・基本アルゴリズムとサンプルプログラムが豊富で、いますぐできる!
・理論と実践のバランスがよく、初学者に最適!
・「距離画像処理」を新たに解説!
【「まえがき」より】
本書は、基本的かつ汎用性の高い画像処理アルゴリズムを選定して解説した。また初学者が独学でも学べるように、開発環境の構築方法やカメラのセットアップ、トラブルシューティングなどの詳細な手順を載せている。本書ではまず、画像処理アルゴリズムについて解説し、内部で行われる処理が十分に理解されることに重点を置いている。その後、各種プログラミング言語(擬似言語、C言語)での実装例を並べて表記し、各アルゴリズムがどのようにコーディングされるのかを解説する。さらに、OpenCV の関数を用いたプログラム(Python、C++言語)も併記し、OpenCV の利用方法を説明する。
今回、第2版に改訂するにあたり、画像処理技術に関連する最新動向への対応を目指した。11章に距離画像処理を新たに追加して、近年、重要度が増している距離カメラの構造や計測原理、距離画像の処理方法についてまとめた。また、OpenCV も第1版出版後の 2015 年 6 月に Ver.3.0 が公開され、現在も多数の改良がなされている。現時点で最新の Ver.3.2 は十分に安定して利用できる状況と判断し、第2版ではインストールやプログラムを Ver.3.2 対応の表記に変更した。
【おもな内容】
Chapter1 画像処理とOpenCV
Chapter2 OpenCVの導入
Chapter3 画像入力
Chapter4 デジタル画像と配列
Chapter5 画像形式と色空間
Chapter6 濃淡変換
Chapter7 フィルタ処理
Chapter8 2値画像処理
Chapter9 複数画像の利用
Chapter10 幾何学変換
Chapter11 距離画像処理
姉妹書『OpenCVによるコンピュータビジョン・機械学習入門』は2017年8月刊行予定。
目次
- Chapter1 画像処理とOpenCV
- Chapter2 OpenCVの導入
- Chapter3 画像入力
- Chapter4 デジタル画像と配列
- Chapter5 画像形式と色空間
- Chapter6 濃淡変換
- Chapter7 フィルタ処理
- Chapter8 2値画像処理
- Chapter9 複数画像の利用
- Chapter10 幾何学変換
- Chapter11 距離画像処理
- 付録A OpenCVをソースからビルドする
- 付録B カメラ画像取り込み時の解像度設定
- 付録C Kinectのセットアップ
- 付録D Intel RealSenseのセットアップ
- 付録E OpenCVモジュール概説
- 付録F 擬似言語
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