内容紹介
「性」のありようから江戸時代を読みかえる。「肌をゆるす」とはどういうことだったのか。猥談の効用、高貴な人々の性、男同士の絆、恋と色のゆくえ。史料を自在に繙き、「性」の営みから語る江戸の精神史。(講談社現代新書)
「性」のありようから江戸時代を読みかえる。「肌をゆるす」とはどういうことだったのか。猥談の効用、高貴な人々の性、男同士の絆、恋と色のゆくえ。史料を自在に繙き、「性」の営みから語る江戸の精神史。
目次
- ●良寛さんと「ひとり遊び」
- ●川路家の猥談
- ●京都慕情――雅びとエロス
- ●春画の効用
- ●薬としての男と女
- ●男色の変容
- ●肌を許すということ
- ●恋のゆくえ
- ●日本性愛史における江戸の可能性
製品情報
製品名 | 江戸の性風俗 |
---|---|
著者名 | 著:氏家 幹人 |
発売日 | 1998年12月18日 |
価格 | 定価 : 本体720円(税別) |
ISBN | 978-4-06-149432-9 |
通巻番号 | 1432 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 220ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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