近代歌舞伎の名優・六世尾上菊五郎は、舞台の工夫、芸域の広さ、知識の豊かさなどにおいて、誰もまねできない才人であった。大正期、初代中村吉右衛門と競演した華やかな時期は「菊吉時代」とよばれる。本書は、この伝説的名人の素顔、思想、芸風などを、豊富な資料とあふれる意欲とで描出した評伝で、著者の代表作。 名役者六代目尾上菊五郎の人と芸を描く名著。立役のほか女形もやり歌舞伎特有の色気を伝統とする菊五郎。なかでも六代目は伝説的な名優だった。本書は彼の芸風や人柄を正面から解剖した待望の名著。
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