毛利豊前守勝永よ、今こそその“本意”を遂げよ!
芝村裕吏、瞠目!
「明治維新まで見えてくる! 見事な筆技に脱帽です」
関ヶ原で西軍は敗れ、石田三成も刑場の露と消えた。しかし、土佐に配流された毛利豊前守勝永の心の奥底で、“志”の炎は燠火の如く燃え続けていた。時は流れ、慶長十九年。徳川家康が戦国の世に幕を引かんと、ついに豊臣家討滅の師を出す時、綺羅星の如き武将たちが今は亡き太閤の城に集う。
いざ、戦国最後の大戦──。豊臣家の股肱、毛利豊前守勝永よ、戦場に勇躍し、見事その“本意”を遂げよ!
仁木英之が描く“不屈の戦国絵巻”、ここに堂々完結!
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