「科学の大発見はなぜ生まれたか」既刊・関連作品一覧
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「深く考える」ことの大切さを説く歴史的名著
「定説」を疑え!
科学の営みとは、「定説」とされる科学理論を正確に理解したうえで、それを批判し、修正していく試みの連続である。理論の反駁に実際に成功し、その誤りを具体的に指摘すれば、それは一つの発見であり、さらにその誤りを克服する新たな理論を提示できれば、もう一つの発見となる。こうして科学の大発見は生まれてきた。
「コペルニクス=地動説」「ガリレオ=自由落下の法則」「ニュートン=万有引力の法則」――丸暗記はしていても、これらの理論が打ち立てられた背景、そして、これらの理論が実はまちがっていたことを、どれだけの人が知っているだろうか。科学の歴史を「点」でしか教えない日本の学校教育からすっぽり抜け落ちているのだ!
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