大江健三郎全小説 第10巻

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大江健三郎全小説 第10巻
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内容紹介

人類は荒廃した地球から百万人を新しい惑星に送り出したが、10年後その大船団が戻ってくるという(『治療塔』)。宇宙移民に失敗した朔ちゃんと残留者リッチャンに驚くべき知性を示す子供が生まれるが、地球の荒廃がさらに進んだため、謎の治癒力を持つとされる「治療塔」探索のため再び宇宙に旅立つ(『治療塔惑星』)。さらに著者初のファンタジー・ノベル『二百年の子供』を収録。時空を超えたSF的空想力!

【収録作品】
治療塔
治療塔惑星
二百年の子供

──時空を超えたSF的試み

製品情報

製品名 大江健三郎全小説 第10巻
著者名 著:大江 健三郎 装丁:鈴木成一デザイン室
発売日 2019年06月12日
価格 定価 : 本体5,800円(税別)
ISBN 978-4-06-509011-4
判型 A5
ページ数 452ページ
初出 「治療塔」…(「再会、あるいはラスト・ピース」(1)~(5)として)「へるめす」岩波書店1989年7月8日 第20号~1990年3月8日 第24号/底本は『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集22 大江健三郎』河出書房新社 2015年6月30日、「治療塔惑星」…「へるめす」岩波書店1991年1月9日 第29号~1991年9月9日 第33号/底本は『治療塔惑星』講談社文庫 2008年8月12日、「二百年の子供」…読売新聞 2003年1月4・11・18・25日 2月1・8・15・22日 3月1・8・15・22・29日 4月5・12・19・26日 5月3・10・17・24・31日 6月7・14・21・28日 7月5・12・19・26日 8月2・9・16・23・30日 9月6・13・20・27日 10月4・11・18・25日/底本は『二百年の子供』中公文庫 2006年11月25日。

著者紹介

著:大江 健三郎(オオエ ケンザブロウ)

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

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