明治女が教えてくれたプライドのある生き方

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明治女が教えてくれたプライドのある生き方
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内容紹介

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目次

  • 第一章 明治女 ――外国人があこがれた明治女の意外な実像
  • 外国人たちの証言/明治も読み継がれた江戸の生き方本/女性のための四徳/お稽古事で心を強くする/すごろくで人生のビジョンを身につける 他
  • ◆誰かに教えたくなる話1 英語・フランス語になった「ムスメ」
  • 第二章 新島八重 ――男装もウエディングドレスもひとりの私
  • 男装しスペンサー銃を手にした八重/夫婦はともに戦う同志/心だけは負けない/日本初のウエディングドレス 他
  • 第三章 大山捨松 ――「鹿鳴館の花」は仮の姿 
  • 熱狂的な喝采を受けたアメリカでの演説/初の日本人女子留学生/思いがけない縁談/「鹿鳴館の花」という役割/日露戦争総司令官の妻 他
  • ◆誰かに教えたくなる話2 『不如帰』騒動
  • 第四章 松下むめの ――経営の神様以上だった松下幸之助の妻
  • もうひとりの創業者/「できませんではいけません」/「人生は誰かからもらうものではない」/夢が「人を動かす」/従業員が大事/幸之助との衝突の原因
  • 第五章 幸田幾美・幸田八代 ――文豪に嫁いだ正反対の妻ふたり 
  • 創意工夫に秀でた産みの母、幾美/男物の着物を着こなす妻/価値観のちがう継母/相手も自分も満たされず 他
  • 第六章 幸田文 ――幸田露伴が台所で行った人間教育  
  • 愛されざるの子/父の手習い/掃除と、台所のしつけ/精神力が弱いのは「悪」/子連れ出戻りの娘 他
  • ◆誰かに教えたくなる話3 この親にしてこの子あり 文の習字指導
  • 第七章 杉本鉞子 ――欧米で著書『武士の娘』が大反響
  • 筆頭家老の家の娘/「毎日この鏡をごらんなさい」/日本での教えがことごとく否定されて/『武士の娘』をアメリカで出版 他
  • 第八章 今泉みね ――女の志の見せ方 
  • 福澤諭吉へのいたずら/死の覚悟とお汁粉/一歩も引かない武家の女/歯に衣着せぬ夫婦げんか/政治家の妻/最後の役目
  • 第九章 加藤マツ ――ダメ亭主の妻にして名優に育てた母 
  • 遊び人の夫と働き者の女房/「こんにちさまに申し訳ないからさ」/女は泣いてはいけない/関東大震災/鬼神の大活躍 他
  • 第一〇章 沢村貞子 ――名脇役女優のいさぎよい人生
  • 浅草で生まれ育った明治女/初めての恋と還暦での結婚/ひとつ壺/最初で最後の出しゃばり 他

製品情報

製品名 明治女が教えてくれたプライドのある生き方
著者名 著:石川 真理子
発売日 2012年11月29日
価格 定価:1,430円(本体1,300円)
ISBN 978-4-06-217985-0
判型 新書
ページ数 258ページ

著者紹介

著:石川 真理子(イシカワ マリコ)

石川真理子(いしかわ・まりこ)1966年、東京都品川区に生まれる。文化女子大学服装学科卒業。アパレルメーカーに勤務、退職後、集英社の編集プロダクションに勤務。1992年に結婚後、フリーライターとして広告・雑誌編集、ウェブマスター、書籍プロデュースなどの企画及び執筆を手がける。
祖父方は仙台藩士、祖母方は米沢藩士という武家の血を引く。幼いころより明治生まれの祖母より教育を受け、長じてからそれが武士道にもとづいた武家の教えであったことに気づく。歴史の研究をライフワークとし、特に幕末史や幕末の人物、風俗、風習、文化、教育などを学んでいる。民俗学や地方史にも興味を抱いている。
NPO法人武士道協会会員、全国歴史研究会会員。
著書には、『ADHDとして生きる』(診断と治療社)、『ADHD・アスペルガー症候群のある子と親のためのポジティブライフガイド 自信と勇気を生む26章』(明石書店)、『いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え』(講談社a新書)ほかがある。

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