「メビウス・レター」既刊・関連作品一覧
- 電子あり
注目の新人が放つ書き下ろし叙述ミステリ
これこそ《あっ》と言わせるミステリである
連続する放火と殺人の謎!過去からの手紙が高校生殺人事件の封印を解き放った。
前作『狐罠』で真保裕一の“取材力”に挑戦した作者が、今度は折原一の“驚愕”に挑戦してみせた。前作がそうであったように、第一人者の塁を摩す試みは、見事に成功したと言っていい。メビウスの輪の中に仕掛けられた巧妙な罠と大どんでん返し――この打っちゃりに感嘆の声を上げない読者は、まずいないはずだ。これこそ《あっ》と言わせるミステリである。北森鴻の確かな、そして豊かな才能に、最大級の拍手を贈りたい。――文芸評論家 茶木則雄
最初へ
«
1
»
最後へ