共に笑い、泣き、励まされたアンの言葉の数々に、あの懐かしい鈴木義治画伯の絵を添えた１冊。アンはずっとあなたの腹心の友です。

アイヌ生まれの姉弟の感動の物語の完結編。父の死後、マサはユタカの友だちの家に、ユタカは中西先生の家に引き取られた。好きだった谷口先生が結婚することを知ったマサは、悲しみのため死のうと……。

アイヌの姉弟を描いた不朽の名作の３巻め。決闘に出かけたユカタの姿を知って、まじめに働こうとした父だが、事故で死んでしまう。住む家もなくなった姉弟は、別々になるが、希望を捨てず生きようとする。

明日への願いをかけた喜びの書、望みの書！「あらしの歌」それは、不当な差別になやみ、不安と争いの中で、強く、たくましく生きぬいていこうとするアイヌの姉弟の姿――不朽の長編小説第一部後編！

不当な差別と闘うアイヌの姉弟を描いた名作アイヌを父にシャモ（和人）を母として生まれた姉弟が不当な差別と貧困の中で、せいいっぱいの希望を見出し力強く生きる様を暖かく見守った長編小説第一部前編。

高校時代の親友だった北国の乙女たちが上京して共同生活を営む。一人は大学生、一人は洋裁学校生、そしてもう一人は雑誌記者となる。三人はそれぞれの相手と自由に、恋愛や結婚や性の問題について論じあい、都会の激しい渦の中…