内容紹介
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目次
はじめに――生物はなぜ眠るのか?
第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか
一匹の青虫
クロアゲハの一日
眠りと死と心
睡眠という現象
脳と睡眠
苦悩に満ちた脳波
眠っている脳と起きている脳
夢みる睡眠
夢の想像力
第二章 眠りのホメオスタシス
ゆりかご効果と睡眠不足
徹夜で試験に臨んだ結果……
人は眠らなかったらどうなるか
動物の断眠
眠りのホメオスタシス
なぜ寝だめは意味がないのか
睡眠物質
第三章 眠りと時間
プラナリアの明暗
体内時計
細胞という工場で
時を刻む遺伝子
睡眠の二過程モデル
第四章 ヒドラという怪物
植物のような動物
二人の父
ヒドラが動かなくなる
研究室というところ
ヒドラも眠るのか?
行動を描く
睡眠の再定義
脳と眠り
光を当てて分かること
昼寝をするクラゲ
第五章 眠りのしくみ
一時間ほどばかりの隣国で
睡眠と遺伝子
眠りの病と遺伝子
種を超えた遺伝子
断眠すると頭がたくさんできる?
一つの真実となる
第六章 眠りの起源は何か
私たちの本来の姿はどちらか
眠らない動物はいるか
泳ぐ神経細胞
睡眠とシナプス
腸が眠くなる?
魚だった私たちは眠っていたか
第七章 眠りと意識
もう一つの眠り
手術と麻酔
全身麻酔の歴史
麻酔と睡眠
吸入麻酔薬はなぜ効くのか分からない
天才生物学者の夢
何が意識か
意識と睡眠の系統発生
系統発生、個体発生と、もう一つの発生
意識の解明に向けて
夜の研究室で
おわりに
参考文献
製品情報
製品名 | 睡眠の起源 |
---|---|
著者名 | 著:金谷 啓之 |
発売日 | 2024年12月26日 |
価格 | 定価:990円(本体900円) |
ISBN | 978-4-06-537796-3 |
通巻番号 | 2760 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |