それでも前へ進む

講談社文庫
ソレデモマエヘススム
  • 電子あり
それでも前へ進む
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内容紹介

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目次

【第一部】車窓にうつる記憶

「春になればね……」
クマの昼寝
雨の紫陽花
光に抱かれて
花火に祈る
夜半の花
秋の小包
秋の海辺
冬の駅舎
元旦の朝の空
暖炉の火
また春が来る
ゆったりした時間
きらめく棚田
骨太の指
或る夏の朝
夏のよろこび
差しのべる手
帰省
黄金色の時間
ストーブ列車
寒牡丹
父の帰省
先生と電車で

【第二部】それでも前へ進む

2011年3月11日後の風景
人生は哀しみに満ちている
孤独だけが自分が何者であるかを教える
ここまでやってきた、これからもできる

【第三部】
追悼エッセイ「伊集院静の眼差し」
角田光代
池井戸潤
中島京子
朝井まかて
塩田武士
加藤シゲアキ

製品情報

製品名 それでも前へ進む
著者名 著:伊集院 静
発売日 2024年02月15日
価格 定価:682円(本体620円)
ISBN 978-4-06-535014-0
判型 A6
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は、小社より2014年12月に刊行された『それでも前へ進む』に、小説現代2024年1・2月合併号企画「追悼 伊集院静の眼差し」掲載のエッセイを加えたものです。

著者紹介

著:伊集院 静(イジュウイン シズカ)

1950年山口県防府市生まれ。 ’72年立教大学文学部卒業。’81年「皐月」で作家デビュー。’91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で第107回直木賞、’94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞受賞。’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞を受賞。作詞家として「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」「春の旅人」などを手掛けた。’16年に紫綬褒章を受章。’23年逝去。

お知らせ・ニュース

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伊集院静先生が第3回野間出版文化賞を受賞しました。

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