俺たちはどう生きるか 現代ヤクザのカネ、女、辞め時

講談社+α新書
オレタチハドウイキルカゲンダイヤクザノカネオンナヤメドキ
  • 電子あり
俺たちはどう生きるか 現代ヤクザのカネ、女、辞め時
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内容紹介

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目次

第1章 ヤクザと拳銃
「大きな音」とは何を意味するのか
どこで銃撃の練習をするのか
ヤクザはマイナンバーカードを持てるのか
ケンカのときに威力抜群の「万能薬」とは
「修羅の街」の親分はなぜ極刑になったのか

第2章 掟破りのヤクザ
葬儀場襲撃事件はなぜ発生したか
過去の殺人を自ら告白したのはなぜか
山口組分裂抗争「加熱」「自粛」のきっかけは
元総理秘書はなぜ暴力団に裏ガネを払ったのか

第3章 ヤクザの財布
「みかじめ料」を払う店はなくなったのか
なぜヤクザはメモをとらないのか
「親分の財布」を管理していた極秘メモとは
バブル期のヤクザはどのくらい潤ったか
「暴排条例」がもたらした壊滅的な打撃とは
暴排講演で人気スポーツ選手が下を向いた理由
ヤクザはスマホの契約ができるのか
ゴルフ場で支配人から言われた言葉とは
闇カジノはなぜ「おいしいシノギ」なのか
ローリスク・ハイリターンの新たなシノギとは
コロナ後に覚醒剤密輸が激増した理由

第4章 ヤクザの女
「兄貴分の女」に手を出したらどうなるか
引退後の親分はなぜストーカーになったのか
女性を使ったシノギの手口とは
歌舞伎町で「スカウト狩り」が起きた理由
ヤクザはどうやって女性を口説くか
ヤクザの「姐さん」は映画の通りなのか
「三代目姐」の決断が対立抗争に発展したのはなぜか
姐さんに嫌われた組員はどうなるか
姐さんに命じられた厄介な用件とは

第5章 刺青と指詰め
ヤクザはなぜ苦痛に耐えて刺青を入れるのか
汚職町長はなぜ刺青を入れていたのか
刑務所内にもヤクザの「序列」はあるのか
読書好きの親分が獄中で読む本とは
「仮盃」と「本盃」の違いとは
超異例の「二度の絶縁処分」はなぜ起きたか
かつての格下が「兄貴分」になったらどうするのか
「部屋住み」で覚える行儀作法とは
「指詰め」は実際どのくらい痛いのか
「指詰めヤクザ」を警察はどう見ているのか
自ら指詰めして逃走した組長の思惑とは
なぜ総会屋も指詰めしたのか
指詰めは「過去の遺物」になるのか

第6章 マル暴デカのプライド
伝統の「捜査四課」はいまどうなっているのか
ガサ入れの際なぜ若手組員が怒号を上げるのか
刑事と組長に「信頼関係」は成立するのか
「3ない主義」は警察との関係をどう変えたか
「四課」の名前が消えてどうなったか
新たなターゲット半グレ捜査の難しさとは
暴力団と半グレ「持ちつ持たれつ」の関係とは
半グレとヤクザの決定的な違いはどこにあるのか

あとがき

製品情報

製品名 俺たちはどう生きるか 現代ヤクザのカネ、女、辞め時
著者名 著:尾島 正洋
発売日 2023年12月14日
価格 定価:990円(本体900円)
ISBN 978-4-06-534460-6
判型 新書
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社+α新書

著者紹介

著:尾島 正洋(オジマ マサヒロ)

ノンフィクション作家。埼玉県出身、早稲田大学政治経済学部卒業。
1992年、産経新聞社入社。主に社会部で事件取材を続け、警察庁記者クラブ、警視庁キャップ、神奈川県警キャップ、司法記者クラブなどを担当した。
2019年退社。著書に『総会屋とバブル』(文春新書)、『山口組分裂の真相』(文藝春秋)がある。

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