大学病院の奈落

講談社文庫
ダイガクビョウインノナラク
  • 電子あり
大学病院の奈落
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内容紹介

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目次

  • プロローグ ある男性の死
  • 第1章 「死亡率12%」の衝撃
  • スクープ記事/遺族は何も知らなかった/先生はいつもいない/苦痛に満ちた最期
  • 第2章 パンドラの箱が開いた
  • 学長選直前の不祥事/「全てにおいて過失があった」/弁護団が明かした新事実
  • 第3章 院内戦争
  • 第一外科vs.第二外科/有力助教授はなぜ外されたか/怪文書乱れ飛ぶ教授選/セクハラ問題/「俺は悪くない」
  • 第4章 見えてきた真相
  • 仕切り直しの調査/「手術ありき」だった/悪しき伝統
  • 第5章 遺族の物語
  • 第6章 技量不足が招いた悲劇
  • 執刀医の技量/専門医資格のまやかし
  • 第7章 功名心にはやる医師たち
  • 「腹腔鏡手術」に挑む/功名心の代償
  • 第8章 先端医療の落とし穴
  • 新技術導入の盲点/繰り返される医療事故の歴史
  • 終章 「完全なる変容」目指して
  • あれから――文庫版あとがき

製品情報

製品名 大学病院の奈落
著者名 著:高梨 ゆき子
発売日 2023年04月14日
価格 定価:858円(本体780円)
ISBN 978-4-06-531486-9
判型 A6
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 この作品は2017年8月に小社より単行本として刊行されました。

著者紹介

著:高梨 ゆき子(タカナシ ユキコ)

読売新聞論説委員。
1992年、お茶の水女子大学卒業後、読売新聞社入社。山形支局、東京本社社会部、医療部などに勤務。編集委員を経て現職。群馬大学病院の腹腔鏡手術をめぐる一連のスクープにより、2015年度新聞協会賞受賞。本書で2018年日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞受賞。著書に「命のクルーズ」(講談社)。

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