極限の思想 サルトル 全世界を獲得するために

講談社選書メチエ
キョクゲンノシソウサルトルゼンセカイヲカクトクスルタメニ
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極限の思想 サルトル 全世界を獲得するために
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内容紹介

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目次

序章 無への問いかけ
 1. パルメニデス
 2. 非存在の煌めき
 3. 不安と自由の深淵

第I章 対自存在の問題
 1. 非措定的なコギト
 2. 廣松渉のサルトル批判
 3. 対自存在の可能性と時間性

第II章 対他存在の次元
 1. 他者論の問題構成をめぐって
 2.《視線》の問題──ヘーゲルからサルトルへ
 3. サディコ=マゾヒズム──性愛の挫折と言語の本質

第III章 人間存在の自由
 1.『自由への道』の一挿話から
 2. 人間的行為における自由と状況
 3. 世界を所有することの諸様式──ジュネ、サルトル、マルクス

製品情報

製品名 極限の思想 サルトル 全世界を獲得するために
著者名 著:熊野 純彦 編:大澤 真幸 編:熊野 純彦
発売日 2022年12月15日
価格 定価:2,420円(本体2,200円)
ISBN 978-4-06-530230-9
判型 四六
ページ数 240ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:熊野 純彦(クマノ スミヒコ)

1958年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。専攻は、倫理学・哲学史。主な著書に、『レヴィナス』『差異と隔たり』『西洋哲学史(全二冊)』(岩波書店)、『カント』『埴谷雄高』(講談社)、『ヘーゲル』(筑摩書房)、『マルクス 資本論の思考』(せりか書房)、『本居宣長』(作品社)、『戦後思想の一断面 哲学者廣松渉の軌跡』(ナカニシヤ出版)など多数。訳書にカント『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』(作品社)、ハイデガー『存在と時間』(岩波書店)、ヘーゲル『精神現象学』(筑摩書房)などがある。

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