編集とは何か。

星海社新書
ヘンシュウトハナニカ
  • 電子あり
編集とは何か。
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内容紹介

なにしろ、編集が好きなんです。

文芸、漫画、デザイン、絵本、医療、ファッション、写真、アート……
ジャンルも、足跡も、十人十色
知ること、伝えることに貪欲であり続ける、14名の編集者の言葉の果てにたどりついた、「編集とは何か。」

反響大の「ほぼ日」特集連載、書籍化!

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本書は、糸井重里氏主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて総勢400名以上にインタビューを重ねてきた著者が、14名の編集者に「編集とは何か」について問い、彼らの作品への関わり方から読者への届け方まで、そのまなざしや息づかいをも内包した言葉をまとめた一冊です。それぞれの分野で培った智慧と経験とを惜しみなく披露してくれた編集者たちの言葉は、他の様々な仕事にも通じる示唆に富んだものでした。目まぐるしい社会の変容と呼応するように、「編集」もまた進化を遂げる。14名の「編集とは何か」を知れば、「編集」の現在地と未来が見えてきます。
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<収録インタビュー>
新谷学  『文藝春秋』編集長
石田栄吾 『たくさんのふしぎ』編集長
津田淳子 『デザインのひきだし』編集長
白石正明  医学書院『ケアをひらく』シリーズ
岩渕貞哉 『美術手帖』総編集長
金城小百合 『週刊ビッグコミックスピリッツ』編集者
鈴木哲也  『honeyee.com』創刊編集長
白戸直人  中公新書 前編集長
土井章史  トムズボックス代表
矢野優  『新潮』編集長
姫野希美  赤々舎代表
久保雅一  小学館
新井敏記 『SWITCH』編集長
河野通和  前ほぼ日の學校長

コラム「VOWのこと。」
古矢徹  『VOW』2代目総本部長
藪下秀樹 『VOW』シリーズ担当編集者

「あとがきに代えて」
ターザン山本! 『週刊プロレス』元編集長

製品情報

製品名 編集とは何か。
著者名 編・構成・インタビュー:奥野 武範(ほぼ日刊イトイ新聞) 著:新谷 学 著:石田 栄吾 著:津田 淳子 著:白石 正明 著:岩渕 貞哉 著:金城 小百合 著:鈴木 哲也 著:白戸 直人 著:土井 章史 著:矢野 優 著:姫野 希美 著:久保 雅一 著:新井 敏記 著:河野 通和 著:古矢 徹 著:藪下 秀樹 著:ターザン山本!
発売日 2022年03月24日
価格 定価:2,000円(本体1,818円)
ISBN 978-4-06-527444-6
通巻番号 215
判型 新書
ページ数 736ページ
シリーズ 星海社新書
初出 ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」特集連載「編集とは何か。」(『文藝春秋』編集長 新谷学さん…掲載日:2021年8月9日~13日、『たくさんのふしぎ』編集長 石田栄吾さん…掲載日:2021年8月16日~20日、『デザインのひきだし』編集長 津田淳子さん…掲載日:2021年8月23日~27日、医学書院『ケアをひらく』シリーズ 白石正明さん…掲載日:2021年8月30日~9月3日、『美術手帖』総編集長 岩渕貞哉さん…掲載日:2021年9月6日~10日、『週刊ビッグコミックスピリッツ』編集者 金城小百合さん…掲載日:2021年9月13日~17日、クリエイティブディレクター/『honeyee.com』創刊編集長 鈴木哲也さん…掲載日:2021年9月20日~24日、中公新書 前編集長 白戸直人さん…掲載日:2021年9月27日~10月1日、トムズボックス代表 土井章史さん…掲載日:2021年10月4日~8日、『新潮』編集長 矢野優さん…掲載日:2021年10月11日~15日、赤々舎代表 姫野希美さん…掲載日:2021年10月18日~22日、小学館 久保雅一さん…掲載日:2021年10月25日~29日、『SWITCH』編集長 新井敏記さん…掲載日:2021年11月1日~5日、前ほぼ日の學校長 河野通和さん…掲載日:2021年11月8日~12日、『VOWのこと。』…掲載日:2017年9月29日~10月3日。)

著者紹介

編・構成・インタビュー:奥野 武範(ほぼ日刊イトイ新聞)(オクノ タケノリ(ホボニッカンイトイシンブン))

編集者。1976年、群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社宝島社で雑誌編集者として勤務後、2005年に東京糸井重里事務所(当時)に入社。2022年で創刊24年、毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集部に所属。おもにインタビュー記事をつくっている。ときどき、ポップデュオ「レ・ロマネスク」のライブ・コンサートでギター係をつとめることがある。企画・構成・文を担当したものに『インタビューというより、おしゃべり。』(星海社)、『世界を見に行く。』(石川直樹・著/リトルモア)、『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(レ・ロマネスクTOBI・著/青幻舎)がある。ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」:http://www.1101.com

著:新谷 学(シンタニ マナブ)

1964年群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1989年に文藝春秋に入社。『Number』『マルコポーロ』編集部、『週刊文春』記者・デスク、月刊『文藝春秋』編集部、ノンフィクション局第一部長、『週刊文春』編集長などを経て、2018年より『週刊文春』編集局長。2020年からは執行役員として『Number』編集局長を兼務。2021年7月より『文藝春秋』編集長に就任。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)など。最近著に『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』(光文社)がある。

著:石田 栄吾(イシダ エイゴ)

1968年、神奈川県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、福音館書店入社。出版管理部、「たくさんのふしぎ」編集部、「こどものとも」第一編集部、「母の友」編集部を経て、現在「たくさんのふしぎ」編集部に在籍。担当した主な絵本に、『お姫さまのアリの巣たんけん』『アマガエルとくらす』『絵くんとことばくん』『古くて新しい椅子』『カジカおじさんの川語り』『雪虫』『スズメのくらし』『貨物船のはなし』『みんなそれぞれ 心の時間』『宇宙とわたしたち』『家をかざる』『一郎くんの写真』(以上「たくさんのふしぎ」)、『くものすおやぶんとりものちょう』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『くもりのちはれ せんたくかあちゃん』『みやこのいちにち』『そらとぶおうち』『だるまちゃんとやまんめちゃん』『いっくんのでんしゃ』などがある。

著:津田 淳子(ツダ ジュンコ)

編集者。グラフィック社『デザインのひきだし』編集長。1974年神奈川県生まれ。編集プロダクション、出版社を経て、2005年にデザイン書や美術書などをあつかうグラフィック社に入社。2007年、毎号、発売してはすぐに完売してしまう『デザインのひきだし』を創刊。デザイン、紙の種類や加工、印刷技術にまつわる、さまざまなテーマを追求し続けている。最新号のテーマは「和紙のステキさ、再発見」でした。グラフィック社Webサイト:http://www.graphicsha.co.jp/

著:白石 正明(シライシ マサアキ)

1958年、東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業後、中央法規出版に15年間勤務の後、96年に医学書院入社。雑誌『精神看護』を創刊。担当する「シリーズ ケアをひらく」は、2019年に第73回毎日出版文化賞を受賞。同シリーズ中、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年)、六車由実『驚きの介護民俗学』が医学ジャーナリスト協会賞(2013年)、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年)、東畑開人『居るのはつらいよ』が大佛次郎論壇賞(2020年)、鈴木大介『「脳コワさん」支援ガイド』が医学ジャーナリスト協会賞(2020年)などを受賞。

著:岩渕 貞哉(イワブチ テイヤ)

『美術手帖』総編集長。1975年、横浜市生まれ。1999年、慶応義塾大学経済学部卒業。2002年、美術出版社に入社、『美術手帖』編集部へ配属。2007年に同誌副編集長、2008年に編集長に就任。2018年からは紙とウェブ版の『美術手帖』を統括する総編集長に就任。ウェブの『美術手帖』Webサイト:https://bijutsutecho.com/

著:金城 小百合(キンジョウ サユリ)

1983年生まれ。秋田書店に入社後、小学館に転職。入社3年目に立ち上げた『花のズボラ飯』が「このマンガがすごい!」オンナ編1位、マンガ大賞4位受賞、TVドラマ化など話題に。その後、漫画誌「もっと!」を創刊、責任編集長を務める。その他、藤田貴大主宰の「マームとジプシー」によって舞台化された『cocoon』、TVドラマ化作品『プリンセスメゾン』、『女(じぶん)の体をゆるすまで』『あげくの果てのカノン』『往生際の意味を知れ!』『サターンリターン』などを担当。現在、スピリッツ編集部に所属しながら、ファッション・カルチャー誌「Maybe!」の創刊、編集にも関わっている。

著:鈴木 哲也(スズキ テツヤ)

1969年生まれ。株式会社アップリンク、株式会社宝島社を経て、2005年に株式会社ハニカム設立に参加。同時に同社の運営するwebメディア『honeyee.com』の編集長に就任(後に株式会社ハニカム代表取締役も兼任)。2017年に株式会社ハニカム代表取締役並びにwebメディア『honeyee.com』編集長を退任。現在は企業、ブランドのコンサルティング、クリエイティブディレクションなどを行う。

著:土井 章史(ドイ アキフミ)

フリーの絵本編集者。長く吉祥寺にあり、現在は西荻窪に移転したトムズボックスを経営。絵本や絵本関連書籍をあつかう。1957年、広島市生まれ。現在までに300冊を超える絵本の企画編集に携わってきた。また、絵本作家の育成を目的としたワークショップ「あとさき塾」を小野明さんとともに主宰、絵本作家の育成に力を入れている。荒井良二さんや酒井駒子さんも「あとさき塾」の出身です。トムズボックスWebサイト:https://www.tomsbox.co.jp/

著:矢野 優(ヤノ ユタカ)

1965年生まれ。1989年、新潮社に入社。「ゼロサン」編集部、出版部(書籍編集)を経て、2003年より「新潮」編集長をつとめる。担当書籍に阿部和重「インディヴィジュアル・プロジェクション」、東浩紀「存在論的、郵便的」、平野啓一郎「日蝕」など。「新潮」では、大江健三郎「美しいアナベル・リイ」、柄谷行人「哲学の起源」、筒井康隆「モナドの領域」などを担当。

著:姫野 希美(ヒメノ キミ)

大分県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。

著:久保 雅一(クボ マサカズ)

1959年札幌市生まれ。早稲田大学卒業後、小学館に入社。コロコロコミック編集部、「劇場版ポケットモンスター」エグゼグティブ・プロデューサー等を経て、現在は(株)小学館取締役、(株)小学館集英社プロダクション常務取締役。「ミニ四駆」、「ポケットモンスター」等、数々のTV番組や映画の企画・プロデュースを手がける。世界中で大ブームとなった“ポケモン”では、ゲーム、コミック、TVアニメ、キャラクター商品といったメディアミックス展開の仕掛け人として知られ、1998年に統括プロデューサーを務めた「劇場版ポケットモンスター」は、米国で公開された日本映画として過去最高の興行収入を記録した。日本知財学会理事副会長、東京国際映画祭実行委員なども務める。2008年藤本賞受賞。2018年アメリカ映画協会“Ace Award 2018”受賞。

著:新井 敏記(アライ トシノリ)

1954年茨城県生まれ、日本大学芸術学部芸術研究所卒。1981年、南青山に事務所ISSUE.Inc.設立。雑誌「ISSUE」発行。POPEYE編集部にてインタビュー雑誌について片岡義男の薫陶を受ける。1984年ブルース・スプリングスティーンを全米各地に追う。フジパシフィック音楽出版社でSWITCH という音楽レーベルスタート。タブロイドの季刊誌として「SWITCH」発行。1985年、カルチャー雑誌「SWITCH」創刊。5号目から念願の沢木耕太郎の「246」の連載がスタート。1986年、佐野元春『THIS』第2期・第3期の編集責任者となる。1991年、新しい文芸誌「LITERARY SWITCH」創刊。大江健三郎、池澤夏樹などの書き下ろし短篇を掲載。1994年弁株式会社スイッチ・パブリッシング設立。2001年「paperback」発行、2004年旅をモチーフとした雑誌「Coyote」を創刊。2013年、柴田元幸責任編集「MONKEY」創刊。2015年、伊丹十三賞受賞。2021年「ISSUE」復刊、第一号特集は「和田誠のたね」とする。

著:河野 通和(コウノ ミチカズ)

1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。1978年、中央公論社(現・中央公論新社)入社。「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。2008年6月、同社を退社。株式会社日本ビジネスプレス特別編集顧問を経て、2010年6月、新潮社に入社。季刊誌「考える人」編集長。2017年3月、同社を退社。同年4月、ほぼ日に入社。「ほぼ日の学校(學校)長」を務め、2021年10月末日をもって退社。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)がある。

著:古矢 徹(フルヤ トオル)

1958年12月23日、東京生まれ。センターフィールド図書制作室代表取締役、編集者/ライター。1990年代、渡辺祐氏が辞めたのちしばらく続いた宝島『VOW』総本部長不在時代、ボードゲーム『VOW 現代下世話大全ゲーム』(タカラ)の説明書のような冊子の中の『VOW』ネタにコメントを付けたのをきっかけに、2代目総本部長に就任。幻の雑誌『草野球の友』(自由国民社)の編集長だったときに、大瀧詠一さんに「これこそ、ワタシが求めていた野球の本です」と褒められたことが人生唯一の自慢。調子に乗って「インタビューを」とお願いしたら「それとこれとは話が別。機会があったらね」と優しく断られました(笑)。長年にわたり浜田省吾ファンクラブ会報の編集/インタビュアーも務めているが、『VOW』をやっていることは今も本人には内緒です。

著:藪下 秀樹(ヤブシタ ヒデキ)

1960年4月5日、大阪生まれ。宝島社勤務。編集者。1990年代、BEGINやJITTERIN’JINN、たまなどを輩出した伝説的音楽番組「イカ天」の後続番組「えび天」において映像作品『春のめざめ』により「金監督」の称号を獲得。同番組への最多出場記録を有する。また、詩人・映像作家の楠かつのりが主催する「詩のボクシング」で長くレフェリーを務める。さらに、爆笑問題・田中さん本の出版に際し、お笑いライブ「タイタンライブ」への出場を条件として出され、出場したことがある。同様にナンバー1ピン芸人決定戦「Rー1ぐらんぷり」にもどういうわけか、出場経験を持つ。「織田信長と豊臣秀吉のモノマネ」で臨んだが、最前列の女子高生に気味悪がられ惨敗。2008年にドラマ化され、温水洋一さんが演じた都築浩さんの小説『トンスラ』の主人公・ヤブはこの藪下秀樹さんがモデルである。……あ。本業の編集業務でももちろん大活躍中。宝島社を代表する伝説的にくだらない本『VOW』シリーズや『さまぁ~ずの悲しいダジャレ』などをはじめ、たくさんの書籍の編集を手がけている。藪下さん、「キモカワ」なキャラでファン多数。

著:ターザン山本!(ターザンヤマモト!)

1946年、山口県生まれ。立命館大学文学部中国文学専攻を中退。77年、新大阪新聞社に入社し『週刊ファイト』でプロレス記者としてスタート。80年にベースボール・マガジン社へ移籍。87年に『週刊プロレス』の編集長に就任し、同誌発行部数40万部を達成する。プロレス興行「夢の架け橋」で東京ドームに13団体を招致し、いまなお伝説的興行として語り継がれている。また、“活字プロレス”“密航”などの流行語を生む。96年8月に同社を退社後、フリーとして活動する。

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