編集とは何か。

星海社新書
ヘンシュウトハナニカ
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編集とは何か。
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製品情報

製品名 編集とは何か。
著者名 編・構成・インタビュー:奥野 武範(ほぼ日刊イトイ新聞) 著:新谷 学 著:石田 栄吾 著:津田 淳子 著:白石 正明 著:岩渕 貞哉 著:金城 小百合 著:鈴木 哲也 著:白戸 直人 著:土井 章史 著:矢野 優 著:姫野 希美 著:久保 雅一 著:新井 敏記 著:河野 通和 著:古矢 徹 著:藪下 秀樹 著:ターザン山本!
発売日 2022年03月24日
価格 定価:2,000円(本体1,818円)
ISBN 978-4-06-527444-6
通巻番号 215
判型 新書
ページ数 736ページ
シリーズ 星海社新書
初出 ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」特集連載「編集とは何か。」(『文藝春秋』編集長 新谷学さん…掲載日:2021年8月9日~13日、『たくさんのふしぎ』編集長 石田栄吾さん…掲載日:2021年8月16日~20日、『デザインのひきだし』編集長 津田淳子さん…掲載日:2021年8月23日~27日、医学書院『ケアをひらく』シリーズ 白石正明さん…掲載日:2021年8月30日~9月3日、『美術手帖』総編集長 岩渕貞哉さん…掲載日:2021年9月6日~10日、『週刊ビッグコミックスピリッツ』編集者 金城小百合さん…掲載日:2021年9月13日~17日、クリエイティブディレクター/『honeyee.com』創刊編集長 鈴木哲也さん…掲載日:2021年9月20日~24日、中公新書 前編集長 白戸直人さん…掲載日:2021年9月27日~10月1日、トムズボックス代表 土井章史さん…掲載日:2021年10月4日~8日、『新潮』編集長 矢野優さん…掲載日:2021年10月11日~15日、赤々舎代表 姫野希美さん…掲載日:2021年10月18日~22日、小学館 久保雅一さん…掲載日:2021年10月25日~29日、『SWITCH』編集長 新井敏記さん…掲載日:2021年11月1日~5日、前ほぼ日の學校長 河野通和さん…掲載日:2021年11月8日~12日、『VOWのこと。』…掲載日:2017年9月29日~10月3日。)

著者紹介

編・構成・インタビュー:奥野 武範(ほぼ日刊イトイ新聞)(オクノ タケノリ(ホボニッカンイトイシンブン))

編集者。1976年、群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社宝島社で雑誌編集者として勤務後、2005年に東京糸井重里事務所(当時)に入社。2022年で創刊24年、毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集部に所属。おもにインタビュー記事をつくっている。ときどき、ポップデュオ「レ・ロマネスク」のライブ・コンサートでギター係をつとめることがある。企画・構成・文を担当したものに『インタビューというより、おしゃべり。』(星海社)、『世界を見に行く。』(石川直樹・著/リトルモア)、『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(レ・ロマネスクTOBI・著/青幻舎)がある。ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」:http://www.1101.com

著:新谷 学(シンタニ マナブ)

1964年群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1989年に文藝春秋に入社。『Number』『マルコポーロ』編集部、『週刊文春』記者・デスク、月刊『文藝春秋』編集部、ノンフィクション局第一部長、『週刊文春』編集長などを経て、2018年より『週刊文春』編集局長。2020年からは執行役員として『Number』編集局長を兼務。2021年7月より『文藝春秋』編集長に就任。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)など。最近著に『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』(光文社)がある。

著:石田 栄吾(イシダ エイゴ)

1968年、神奈川県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、福音館書店入社。出版管理部、「たくさんのふしぎ」編集部、「こどものとも」第一編集部、「母の友」編集部を経て、現在「たくさんのふしぎ」編集部に在籍。担当した主な絵本に、『お姫さまのアリの巣たんけん』『アマガエルとくらす』『絵くんとことばくん』『古くて新しい椅子』『カジカおじさんの川語り』『雪虫』『スズメのくらし』『貨物船のはなし』『みんなそれぞれ 心の時間』『宇宙とわたしたち』『家をかざる』『一郎くんの写真』(以上「たくさんのふしぎ」)、『くものすおやぶんとりものちょう』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『くもりのちはれ せんたくかあちゃん』『みやこのいちにち』『そらとぶおうち』『だるまちゃんとやまんめちゃん』『いっくんのでんしゃ』などがある。

著:津田 淳子(ツダ ジュンコ)

編集者。グラフィック社『デザインのひきだし』編集長。1974年神奈川県生まれ。編集プロダクション、出版社を経て、2005年にデザイン書や美術書などをあつかうグラフィック社に入社。2007年、毎号、発売してはすぐに完売してしまう『デザインのひきだし』を創刊。デザイン、紙の種類や加工、印刷技術にまつわる、さまざまなテーマを追求し続けている。最新号のテーマは「和紙のステキさ、再発見」でした。グラフィック社Webサイト:http://www.graphicsha.co.jp/

著:白石 正明(シライシ マサアキ)

1958年、東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業後、中央法規出版に15年間勤務の後、96年に医学書院入社。雑誌『精神看護』を創刊。担当する「シリーズ ケアをひらく」は、2019年に第73回毎日出版文化賞を受賞。同シリーズ中、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年)、六車由実『驚きの介護民俗学』が医学ジャーナリスト協会賞(2013年)、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年)、東畑開人『居るのはつらいよ』が大佛次郎論壇賞(2020年)、鈴木大介『「脳コワさん」支援ガイド』が医学ジャーナリスト協会賞(2020年)などを受賞。

著:岩渕 貞哉(イワブチ テイヤ)

『美術手帖』総編集長。1975年、横浜市生まれ。1999年、慶応義塾大学経済学部卒業。2002年、美術出版社に入社、『美術手帖』編集部へ配属。2007年に同誌副編集長、2008年に編集長に就任。2018年からは紙とウェブ版の『美術手帖』を統括する総編集長に就任。ウェブの『美術手帖』Webサイト:https://bijutsutecho.com/

著:金城 小百合(キンジョウ サユリ)

1983年生まれ。秋田書店に入社後、小学館に転職。入社3年目に立ち上げた『花のズボラ飯』が「このマンガがすごい!」オンナ編1位、マンガ大賞4位受賞、TVドラマ化など話題に。その後、漫画誌「もっと!」を創刊、責任編集長を務める。その他、藤田貴大主宰の「マームとジプシー」によって舞台化された『cocoon』、TVドラマ化作品『プリンセスメゾン』、『女(じぶん)の体をゆるすまで』『あげくの果てのカノン』『往生際の意味を知れ!』『サターンリターン』などを担当。現在、スピリッツ編集部に所属しながら、ファッション・カルチャー誌「Maybe!」の創刊、編集にも関わっている。

著:鈴木 哲也(スズキ テツヤ)

1969年生まれ。株式会社アップリンク、株式会社宝島社を経て、2005年に株式会社ハニカム設立に参加。同時に同社の運営するwebメディア『honeyee.com』の編集長に就任(後に株式会社ハニカム代表取締役も兼任)。2017年に株式会社ハニカム代表取締役並びにwebメディア『honeyee.com』編集長を退任。現在は企業、ブランドのコンサルティング、クリエイティブディレクションなどを行う。

著:土井 章史(ドイ アキフミ)

フリーの絵本編集者。長く吉祥寺にあり、現在は西荻窪に移転したトムズボックスを経営。絵本や絵本関連書籍をあつかう。1957年、広島市生まれ。現在までに300冊を超える絵本の企画編集に携わってきた。また、絵本作家の育成を目的としたワークショップ「あとさき塾」を小野明さんとともに主宰、絵本作家の育成に力を入れている。荒井良二さんや酒井駒子さんも「あとさき塾」の出身です。トムズボックスWebサイト:https://www.tomsbox.co.jp/

著:矢野 優(ヤノ ユタカ)

1965年生まれ。1989年、新潮社に入社。「ゼロサン」編集部、出版部(書籍編集)を経て、2003年より「新潮」編集長をつとめる。担当書籍に阿部和重「インディヴィジュアル・プロジェクション」、東浩紀「存在論的、郵便的」、平野啓一郎「日蝕」など。「新潮」では、大江健三郎「美しいアナベル・リイ」、柄谷行人「哲学の起源」、筒井康隆「モナドの領域」などを担当。

著:姫野 希美(ヒメノ キミ)

大分県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。

著:久保 雅一(クボ マサカズ)

1959年札幌市生まれ。早稲田大学卒業後、小学館に入社。コロコロコミック編集部、「劇場版ポケットモンスター」エグゼグティブ・プロデューサー等を経て、現在は(株)小学館取締役、(株)小学館集英社プロダクション常務取締役。「ミニ四駆」、「ポケットモンスター」等、数々のTV番組や映画の企画・プロデュースを手がける。世界中で大ブームとなった“ポケモン”では、ゲーム、コミック、TVアニメ、キャラクター商品といったメディアミックス展開の仕掛け人として知られ、1998年に統括プロデューサーを務めた「劇場版ポケットモンスター」は、米国で公開された日本映画として過去最高の興行収入を記録した。日本知財学会理事副会長、東京国際映画祭実行委員なども務める。2008年藤本賞受賞。2018年アメリカ映画協会“Ace Award 2018”受賞。

著:新井 敏記(アライ トシノリ)

1954年茨城県生まれ、日本大学芸術学部芸術研究所卒。1981年、南青山に事務所ISSUE.Inc.設立。雑誌「ISSUE」発行。POPEYE編集部にてインタビュー雑誌について片岡義男の薫陶を受ける。1984年ブルース・スプリングスティーンを全米各地に追う。フジパシフィック音楽出版社でSWITCH という音楽レーベルスタート。タブロイドの季刊誌として「SWITCH」発行。1985年、カルチャー雑誌「SWITCH」創刊。5号目から念願の沢木耕太郎の「246」の連載がスタート。1986年、佐野元春『THIS』第2期・第3期の編集責任者となる。1991年、新しい文芸誌「LITERARY SWITCH」創刊。大江健三郎、池澤夏樹などの書き下ろし短篇を掲載。1994年弁株式会社スイッチ・パブリッシング設立。2001年「paperback」発行、2004年旅をモチーフとした雑誌「Coyote」を創刊。2013年、柴田元幸責任編集「MONKEY」創刊。2015年、伊丹十三賞受賞。2021年「ISSUE」復刊、第一号特集は「和田誠のたね」とする。

著:河野 通和(コウノ ミチカズ)

1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。1978年、中央公論社(現・中央公論新社)入社。「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。2008年6月、同社を退社。株式会社日本ビジネスプレス特別編集顧問を経て、2010年6月、新潮社に入社。季刊誌「考える人」編集長。2017年3月、同社を退社。同年4月、ほぼ日に入社。「ほぼ日の学校(學校)長」を務め、2021年10月末日をもって退社。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)がある。

著:古矢 徹(フルヤ トオル)

1958年12月23日、東京生まれ。センターフィールド図書制作室代表取締役、編集者/ライター。1990年代、渡辺祐氏が辞めたのちしばらく続いた宝島『VOW』総本部長不在時代、ボードゲーム『VOW 現代下世話大全ゲーム』(タカラ)の説明書のような冊子の中の『VOW』ネタにコメントを付けたのをきっかけに、2代目総本部長に就任。幻の雑誌『草野球の友』(自由国民社)の編集長だったときに、大瀧詠一さんに「これこそ、ワタシが求めていた野球の本です」と褒められたことが人生唯一の自慢。調子に乗って「インタビューを」とお願いしたら「それとこれとは話が別。機会があったらね」と優しく断られました(笑)。長年にわたり浜田省吾ファンクラブ会報の編集/インタビュアーも務めているが、『VOW』をやっていることは今も本人には内緒です。

著:藪下 秀樹(ヤブシタ ヒデキ)

1960年4月5日、大阪生まれ。宝島社勤務。編集者。1990年代、BEGINやJITTERIN’JINN、たまなどを輩出した伝説的音楽番組「イカ天」の後続番組「えび天」において映像作品『春のめざめ』により「金監督」の称号を獲得。同番組への最多出場記録を有する。また、詩人・映像作家の楠かつのりが主催する「詩のボクシング」で長くレフェリーを務める。さらに、爆笑問題・田中さん本の出版に際し、お笑いライブ「タイタンライブ」への出場を条件として出され、出場したことがある。同様にナンバー1ピン芸人決定戦「Rー1ぐらんぷり」にもどういうわけか、出場経験を持つ。「織田信長と豊臣秀吉のモノマネ」で臨んだが、最前列の女子高生に気味悪がられ惨敗。2008年にドラマ化され、温水洋一さんが演じた都築浩さんの小説『トンスラ』の主人公・ヤブはこの藪下秀樹さんがモデルである。……あ。本業の編集業務でももちろん大活躍中。宝島社を代表する伝説的にくだらない本『VOW』シリーズや『さまぁ~ずの悲しいダジャレ』などをはじめ、たくさんの書籍の編集を手がけている。藪下さん、「キモカワ」なキャラでファン多数。

著:ターザン山本!(ターザンヤマモト!)

1946年、山口県生まれ。立命館大学文学部中国文学専攻を中退。77年、新大阪新聞社に入社し『週刊ファイト』でプロレス記者としてスタート。80年にベースボール・マガジン社へ移籍。87年に『週刊プロレス』の編集長に就任し、同誌発行部数40万部を達成する。プロレス興行「夢の架け橋」で東京ドームに13団体を招致し、いまなお伝説的興行として語り継がれている。また、“活字プロレス”“密航”などの流行語を生む。96年8月に同社を退社後、フリーとして活動する。

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