紫外可視・蛍光分光法
- 電子あり
内容紹介
目次
第1章 紫外・可視分光の基礎
1.1 電磁波の特徴および光と分子の相互作用
1.1.1 光の特徴
1.1.2 分子のもつエネルギーと電磁波の領域
1.1.3 吸収と放射の速度論
1.2 電子遷移
1.2.1 分子の振動・回転運動
1.2.2 電子遷移の振動構造
1.2.3 電子遷移の回転構造
1.2.4 励起分子の動的過程
第2章 吸収・反射分光法
2.1 吸収分光法の原理・特徴
2.1.1 吸光度の原理
2.1.2 電子遷移過程
2.1.3 分子構造と吸収スペクトル
2.2 紫外・可視分光光度計の構成
2.2.1 紫外・可視分光光度計の概略
2.2.2 光源
2.2.3 モノクロメーター
2.2.4 シングルビームとダブルビーム
2.2.5 試料室
2.2.6 測光部
2.2.7 信号処理部
2.2.8 データ処理部
2.3 スペクトルの測定例
2.3.1 タンパク質・核酸の定量
2.3.2 酵素活性の評価
2.3.3 DNAの熱安定性評価
2.3.4 水質評価
2.3.5 色の評価
2.3.6 日焼け防止化粧品のSPF値・PA値評価
2.3.7 バンドギャップの評価
2.3.8 膜厚評価
2.3.9 コンタクトレンズの透過特性評価
2.3.10 さまざまな光学素子の評価
2.4 ケモメトリックスによる紫外・可視スペクトルの解析
2.5 遠紫外領域における反射分光
第3章 蛍光分光法
3.1 蛍光分光法の原理・特徴
3.1.1 光の吸収と蛍光・リン光
3.1.2 励起スペクトルと蛍光スペクトル
3.1.3 量子収率
3.1.4 励起状態の寿命
3.1.5 蛍光の消光作用
3.2 蛍光測定装置の構成
3.3 スペクトル測定の実際
3.3.1 タンパク質・核酸の検出・定量
3.3.2 タンパク質の熱安定性評価
3.3.3 蛍光異方性の測定
3.3.4 FRETを用いたバイオセンサーによる爆薬の検出 ほか
3.4 蛍光イメージング分光法:生細胞への応用
3.4.1 生細胞における蛍光イメージング
3.4.2 蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)
3.4.3 蛍光相関分光法(FCS)
第4章 円偏光分光法
4.1 旋光分散と円二色性
4.2 円二色性分散計の構成
4.3 スペクトルの測定例
4.3.1 ペプチド,タンパク質の二次構造解析
4.3.2 タンパク質の三次構造評価
4.3.3 タンパク質の熱安定性評価
4.3.4 グアニン四重鎖(G4)アプタマーのトポロジー評価
4.3.5 固体試料のCDスペクトル測定
4.4 円二色性分光法の実際
第5章 紫外・可視領域におけるレーザー分光計測法
5.1 レーザー誘起蛍光分光法
5.2 レーザー多重共鳴分光法
5.3 キャビティーリングダウン分光法:微量成分検出への応用
5.4 レーザー誘起自然放射増幅分光法
付録 蛍光プローブに用いられる色素の一覧など
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