経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ

講談社学術文庫
ケイザイガクノシコウホウキショウセイノケイザイカラカジョウセイノケイザイヘ
  • 電子あり
経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
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内容紹介

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目次

  • 学術文庫版「はじめに」
  • 第1章 失われた二〇年――構造改革はなぜ失敗したのか
  •    学術文庫付論
  • 第2章 グローバル資本主義の危機――リーマン・ショックからEU危機へ
  •    学術文庫付論
  • 第3章 変容する資本主義――リスクを管理できない金融経済
  • 第4章 「経済学」の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義
  • 第5章 アダム・スミスを再考する――市場主義の源流にあるもの
  • 第6章 「国力」をめぐる経済学の争い――金融グローバリズムをめぐって
  • 第7章 ケインズ経済学の真の意味――「貨幣」の経済学へ向けて
  • 第8章 「貨幣」という過剰なるもの――「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ
  • 第9章 「脱成長主義」へ向けて――現代文明の転換の試み
  • あとがき――ひとつの回想
  • 学術文庫版あとがき

製品情報

製品名 経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
著者名 著:佐伯 啓思
発売日 2020年11月12日
価格 定価:1,386円(本体1,260円)
ISBN 978-4-06-521774-0
通巻番号 2635
判型 A6
ページ数 352ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書は、2012年に講談社現代新書から刊行された『経済学の犯罪』を改題し、一部の図版差し替え、加筆修正を行ったものです。

著者紹介

著:佐伯 啓思(サエキ ケイシ)

さえきけいし
1949年、奈良県生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。京都大学名誉教授。京都大学 こころの未来研究センター特任教授。著書に『隠された思考』『「アメリカニズム」の終焉』『現代日本のリベラリズム』『反・幸福論』『「欲望」と資本主義』『自由とは何か』『西田幾多郎 無私の思想と日本人』『経済成長主義への訣別』『近代の虚妄』など多数。

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