メルロ=ポンティ 可逆性

講談社学術文庫
メルロポンティカギャクセイ
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メルロ=ポンティ 可逆性
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • プロローグ 現象学の地平へ
  • 第一章 構 造――〈行動〉の研究
  • 1 幸福の薄明かりのなかから――履 歴
  • 2 〈かたち〉の論理
  • 3 構造の思考
  • 4 構造と意味
  • 第二章 運 動――〈身体〉の現象学
  • 1 《現象学》の内と外
  • 2 両義性――現象学的思考の開口
  • 3 知覚と運動
  • 4 習慣と感覚
  • 第三章 スティル――〈変換〉の現象学
  • 1 無言の経験
  • 2 一貫した変形
  • 3 スティルの現象学/現象学のスティル
  • 第四章 偏 差――〈隔たり〉の現象学
  • 1 言語と沈黙
  • 2 制度化――歴史の火床
  • 3 厚みと嵩
  • 第五章 可逆性――〈肉〉の存在論
  • 1 リヴァーシブルな地形
  • 2 キアスム、あるいは存在の双葉
  • 3 否定的なもの――〈生まの存在〉
  • エピローグ 現象学の臨界点
  • 1 現象学の非中心化
  • 2 問いかけの哲学
  • 主要著作ダイジェスト
  • キーワード解説
  • 読書案内
  • あとがき
  • 学術文庫版あとがき
  • メルロ=ポンティ略年譜

製品情報

製品名 メルロ=ポンティ 可逆性
著者名 著:鷲田 清一
発売日 2020年10月09日
価格 定価:1,386円(本体1,260円)
ISBN 978-4-06-521260-8
通巻番号 2630
判型 A6
ページ数 352ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、1997年に「現代思想の冒険者たち」第18巻として小社から刊行されました。原本刊行後に出版された訳書の情報を付加したほか、若干の改訂を行っています。

著者紹介

著:鷲田 清一(ワシダ キヨカズ)

1949年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。大阪大学総長、京都市立芸術大学理事長・学長を歴任し、現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長。専門は、臨床哲学・倫理学。主な著書に、『現象学の視線』、『顔の現象学』、『だれのための仕事』、『〈弱さ〉のちから』、『京都の平熱』(以上、講談社学術文庫)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)ほか多数。

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