二重らせん 欲望と喧噪のメディア
ニジュウラセンヨクボウトケンソウノメディア
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内容紹介
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目次
- プロローグ 知りすぎた男
- 封印されたファイル
- 鹿内家と赤尾家
- 第一章 金のなる木
- マルチェリーノ神父の資金力
- 出版人・赤尾好夫の原点
- 「時流」に乗る野心家
- 第三、第四の商業テレビ局
- 寄り合い所帯の「日本教育テレビ」
- 満州から来た男たち
- 佐藤栄作の人脈と影
- 陸軍と朝日新聞の共同事業
- 大川博社長のテレビ局私物化
- 朝日新聞オーナー・村山家
- 下剋上で就任した社長
- テレビ免許の仕切り人・田中角栄
- 朝日新聞の改革者・広岡知男
- 「村山家封じ込め」工作
- 「造反」した創業家の次女
- トリックスター・三浦甲子二
- 政商と地方テレビ局
- 仕手戦「敗北」の末路
- 後継者・赤尾一夫
- 東京と大阪の「腸捻転」を解消せよ
- 「テレビ朝日」に社名変更
- 「電波談合」
- 安倍晋太郎のタニマチ
- 「直紀をよろしく」
- 「平成新局」と政治家
- 六本木の新社屋
- 社史から消された男
- 第二章 喧噪の時代へ
- 赤尾好夫の死
- 岡山の政商・林原
- 世代交代
- リクルートという「潜在敵」
- NTT初代社長人事をめぐる暗闘
- 「濡れ手に粟」の株割り当て
- 赤尾兄弟の絶頂
- 第三章 マネーゲーム
- 社主・赤尾一夫の「城」
- オランダの節税会社
- フジ上場計画とニッポン放送
- 顧問弁護士の諫言
- 「8」という数字へのこだわり
- 赤尾一夫の錬金スキーム
- 「カネの匂い」に群がる者たち
- 「黒船」マードック登場
- 上場する必要はなかった!
- ソニー・出井の仲介話
- 「ディズニーがフジを買収」情報
- 次の標的
- 週刊文春の脱税報道
- 赤尾一夫の妻の怪死
- 右翼に攻撃された日枝邸
- 「放出」された実力者
- ソニーとの「破談」
- 第四章 簒奪者の影
- 「上場請負人」の退場
- ITバブルのあだ花
- 堀江貴文とフジサンケイの接点
- 会社員の枠をはみ出した男
- 「納期が遅れたら命を貰う」
- 「改革の旗手」と通産官僚
- 村上世彰のルーツ
- 失敗に終わった「前哨戦」
- 「グリーンメーラー」という批判
- プロジェクト・プラネット
- 一一八五億円もの売却益
- 「放送」の特権に風穴を開ける
- 村上のニッポン放送訪問
- フジテレビの「露払い」を演じる
- 第五章 争奪戦
- 膨れ上がる「失念株」
- 「お宝をどうするのか」
- 村上の「両面作戦」
- 産経新聞会長・羽佐間の本心
- 「ただ儲けるだけ」ではダメだ
- 四人だけのチーム
- 堀は埋められた
- 十二年ぶりの極秘会談と秘密交渉
- グループ内部の溝と断絶
- 「出口探し」に焦る村上
- 屈辱の株主総会
- 潰れた「三木谷カード」
- 堀江貴文の挑戦
- 「もう会うのは止めよう」
- 村上世彰の新たな策略
- 「ニッポン放送はなくなってしまいますよ」
- 謀略に次ぐ謀略
- 「彼はやりすぎだな」
- ホワイトナイトの登場と終戦
- アナウンサーはなぜ自殺したか
- 第六章 亡者の群れ
- 阪神タイガースという禁断の果実
- 潜行取材する司法記者
- 鹿内家の孫の入社
- 「絶対、天罰が下る」
- エピローグ
製品情報
製品名 | 二重らせん 欲望と喧噪のメディア |
---|---|
著者名 | 著:中川 一徳 |
発売日 | 2019年12月12日 |
価格 | 定価:2,640円(本体2,400円) |
ISBN | 978-4-06-518087-7 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 554ページ |
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