ヨハネ・パウロ2世の来日から38年ぶりにフランシスコ法王(教皇)が日本を訪れ、日本中が彼の言行に注目しました。フランシスコは、なんといっても13億人といわれる信者のトップです。
長崎・広島などでの「反核」「反原発」のメッセージは、日本人の心を打ちました。いじめや差別に対する警鐘も、若者の気持ちを揺さぶりました。
フランシスコはこのような社会的なテーマでなく、生き方、家族、思いやりなどの人間の根源に関わる「言葉」も数多く残しています。この本では、そのような我々を啓発する金言を集めました。
確信に満ちたその「言葉」は、人々を癒し、激励し、行くべき道を探すヒントになります。
緑と赤の装丁は、これからのクリスマス・シーズンの贈り物にもピッタリ。
ご両親、伴侶、子供たち、知人など、愛する人に「心のプレゼント」を贈りませんか。
バチカンも、公認の一冊!
心に響く説法の一部を紹介します。
「愛は 憎しみに打ち勝つ」
「『ありがとう』それは、気高い魂が咲かせる花です」
「偉くなりたい者は だれよりも小さく 皆に仕える者で なければなりません」
「自分で何でもできる とは考えずに、自分には助けと愛とゆるしが 必要であると考えることです」
「真の愛は、厳しかったり 強引に押しつける ものではありません」
「親に敬意を払わないなら、その子は自分の自尊心を 失っています。
そして、社会は、乾いた心の貪欲な若者で いっぱいになってしまいます」
宗派・宗教を超えて、国境を越えて、われわれに生きるヒントを与える「言葉の宝箱」。
声を出して読めば、心にパワーを与えてくれるはずです。
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アーチストのさかもと未明さんが、後書きを書いています。
さかもと未明さんご自身とバチカンとのつながりが書かれており、胸を打つ内容です。
*日本政府は来日直前の11月20日に「法王」から「教皇」に呼び方を変えました。ただ、フランシスコの言葉の内容、重み、は呼称が変わっても、普遍です。
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