内容紹介
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目次
- 序章 叱られてばかりの一〇〇年
- 第一章 裕仁皇太子、土俵を見つめる――昭和天皇と国技館
- 1 昭和天皇と大相撲
- 2 「国技館」の誕生
- 3 台覧相撲と大日本相撲協会
- 第二章 親分、力士百人を招く――台湾興行と任侠集団
- 1 アジアに飛び出す相撲巡業
- 2 「また台湾に行こうじゃないか」
- 3 勧進元はアウトロー消防組
- 第三章 青年教師、「相撲体操」を考案する――八尾秀雄の「角道」
- 1 八尾秀雄とは誰か
- 2 異民族に教える国技
- 3 大阪へ、そして満洲国へ
- 第四章 インテリ力士、「国技」に悩む――笠置山の相撲論
- 1 「頭脳派力士」の日々
- 2 娯楽か、武道か
- 3 満洲場所と「新しい相撲」
- 第五章 戦場の兵士、横綱を待つ――双葉山の皇軍慰問
- 1 お国のための大相撲
- 2 戦場へ行こう
- 3 力士と兵士が出会う場所
- 終章 叱られて、愛されて
- あとがき
- 参考文献
- 索引
製品情報
製品名 | 叱られ、愛され、大相撲! 「国技」と「興行」の一〇〇年史 |
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著者名 | 著:胎中 千鶴 |
発売日 | 2019年09月12日 |
価格 | 定価:1,925円(本体1,750円) |
ISBN | 978-4-06-517211-7 |
通巻番号 | 709 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 272ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |